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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 17

「ああん、リード、それはっ、あんっ!」
次第に強くなる快感。
全身をうごめく快感。
それは痛みを駆逐し。
エルフィーネの中では、ほぼ痛みが消えて快感が彼女を包んでいた。
クリトリスを擦る、電撃のような快感。
胸を嘗め、乳首を転がす、優しい快感。
脇腹を撫でられて生じる、仄かな快感。
剛根が女穴を擦り、突く、奥深い快感。
「ひゃん、ああん!」
体験したことのない気持ちよさに、次々と可愛い嬌声を出してしまう。

一方、リードも。
処女特有の強い締め付けを見せる女穴は、あちこちから彼の剛根を刺激して。
股間に満ちてくるその快感を味わっていた。
出来るだけ優しく腰を動かして、少しずつ、少しずつ、射精へと駆け上ってゆく。
「エルフィーネ、大丈夫かい?」
「あ…私は…あん!だ、大丈夫…ひゃん!」
答える間にもリードの腰が動き、剛根がクリトリスと女穴を擦り上げる。
エルフィーネの女体も、女の本能が快感と子種を欲して剛根を締め上げていた。
じゅぶじゅぶと漏れ出る淫水のおかげで、処女にしては滑らかに剛根が動く。
「ああ、気持ちいいよ、エルフィーネ!」
リードの腰の動きはその激しさを増し。
興奮する彼の、睾丸では大量の元気な子種が造られていた。
「あっ、あっ、ああっ、あん!」
可愛い嬌声を上げて、エルフィーネは全身で快感の高まりを感じていた。

そこで。
リードの腰の動きが不意に止まる。
「・・・・?」
突然途絶えた快感。
エルフィーネは、本能的に腰を揺らす。
「それっ!」
「きゃっ!」
リードは彼女の両腕をそれぞれ掴み、繋がったままで後ろに倒れこむ。
当然、エルフィーネの身体は引き起こされ、今度は騎乗位で繋がることになった。
「ねえ・・・もっと・・・」
「動いてごらん?」
エルフィーネは戸惑う。
当然だろう。彼女はこれが初めてのセックスなのだ。
ふよふよ・・・
そんな彼女の胸に手を伸ばし、双丘を優しく揉み始める彼。
「あんっ。」
エルフィーネも再び嬌声を上げる。
「ふふ。エル、何も難しく考えなくてもいいんだよ。とりあえず、僕のが抜けない程度に腰を前後に動かしてみて。」
「ええ。あっ!」
胸を揉まれながら、彼女は腰を前後させだした。
引きずられるように剛根が彼女の女穴に出入りして、再び快感を与えだす。
月明かりに照らされて、彼の上で白い肌を輝かせて腰を振る彼女の姿を、リードは本気で美しいと思った。
「エル、可愛いよ。」
「えっ・・・」
興奮で紅くなっていた顔を、さらに紅く染める。
そして彼女の腰は無意識のうちに、クリトリスを擦り付けるような体勢で腰を前後させていた。
むにゅ、むにゅ・・・・・・
もちろんその間も、リードはエルフィーネの美乳を揉むことも忘れない。
「そうそうその調子。自分で気持ち良くなっていいんだよ。エルみたいな素敵な娘には、女の子としての喜びをたっぷりと味わって欲しいんだ。」
澄んだ笑顔で、彼は優しくそう言った。
その間も、綺麗な顔を快感にほてらせながら、エルフィーネは腰を前後に振り続ける。
「あ、あ、私、もう・・・」
エルフィーネもすでに全身に快感が回っていて、絶頂が近いようだ。
そしてそれは、リードも同じだった。
本能で動き続ける、エルフィーネの腰。
その動きは剛根から子種を搾ろうと、さらに激しくなっていた。
「うおっ、エル、僕ももう!」
彼もさすがに射精したくなって、腰を突き上げる。
ずこっ、ずこっ、ずこっ!
「はぁん!あん!あん!!」
エルフィーネの美しい肢体が激しく揺れる。
「ああっ、これ、何?何か、すごいのが来るみたい、あっ!!」
「それが、女の子が最高に気持ちよくなろうとしている証だよ!!恐れずに、そのままそれを迎えるんだよ!」
ふたりの腰の動きが合わさって、強烈な快感を奏で。
「あ、あ、猛烈なのが、ああーーっ!!」
きゅきゅっ!!
彼女の女穴がひときわ強く剛根を締め付け、リードはその中におのれを解き放った!
「くうっ!!」
びゅくっ!びゅくっ!びゅくっ!びゅくっ!
津波のような絶頂感を迎えるエルフィーネの中に、リードの子種が次々と注ぎ込まれてゆく。
胎内への射精が続く中、彼女は脱力して前へ倒れる。
子種を注ぎながら、リードは彼女を抱きとめた。

長い射精を終え、優しくエルフィーネを抱きしめているリードが。
「どうだった?エル?」
優しく問いかける。
「なんだか…自分が自分でなかったみたい。すごく…気持ちよかった。最後は、自分の心が、どこかに飛んで行っちゃいそうだった。」
「それが、女の子が「イく」ってことなんだよ。イってくれると僕も嬉しい。」
答えながら、彼は優しく彼女の背中を撫でている。
剛根はその力を失わず、まだ深々と突き刺さったままだ。
繋がっている女穴からは、うっすらと血の混じった精液が少し、こぼれていた。

「えっ…やっ、はぁん!」
腰の下からの揺れと気持ちよさに、エルフィーネは驚いた。
リードが再び腰を突き上げているのだ。
「もう1度しようよ。」
微笑みながらそういう彼に、彼女は。
「ええ。」
純真な笑みでそう応じたのだった。

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