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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 16

「んぶりゅうううっ、んぶっ、んううううううっっ!!」
(だ、ダメ・・・早く逃げなければ・・・)
心を侵食してくる愛しさと心地良さを必死の想いで拒絶し、エルフィーネはリードの腕から逃れようと華奢な体をよじらせる。
だが、人間に比べて華奢で非力なエルフの女性の腕力では、男の腕の逃れる事は出来なかった。
「ごめん・・・ごめんねエル・・・」
リードは謝罪を繰り返しながらも、エルフィーネの胸元に両手を突っ込み、彼女の控えめなバストをやわやわと撫でまわす。
「なっ、むっ胸を……くぅっ、さ、触るなぁっ!」
何やらコンプレックスでもあるのか、エルフィーネは人形のように整った美貌に青筋をたてながら、リードに抗議する。
「ハァハァ・・・や、やめろと言っているだろう!貴様は何を考え――んんっ」
そんなエルフ娘の可憐な唇は、怒りの言葉を吐き終えるより先に再びリードの唇に塞がれる。
「胸が小さいこと気にしてるの?大丈夫だよエル。多少小さくても君の胸は十分魅力的だよ」
そう言うとリードは、エルフィーネの唇から首筋を伝い彼女の胸へと舌を這わせていく。
「あ、ああん・・・」
発情し火照った少女の白い肌は、リードの舌の動きに敏感に反応する。
「綺麗だよエル・・・」
「ば、バカ!恥ずかしいこと言うな!んぁっ…はぁっ!あぁあっ!」
リードはエルフィーネの小ぶりな胸を裾野からペロペロと舐め上げた後、胸の頂で勃起しているピンク色の果実を口に含みチュウッと吸い上げた。
「んっ、はっ……ふぅ、ふぅ、んっ、あんっ、やめろ!やめてくれ・・・こ、これ以上淫らな事をされたら・・・アアアッ!!」
(何で・・・なんでこんなに気持ちいいの!?)
リードの舌と唇を駆使した淫らな乳首責めに、エルフの美少女は、白皙の美貌を真っ赤に火照らせ、色っぽい吐息を吐きながら、スレンダーな肢体を捩じらせる。
「ハァハァ・・・」
(も、もう限界だ!)
先ほどまで忠実な女騎士を失神するまで幾度も幾度も犯し、膣内射精したにも関わらず、リードの股間の肉棒は、限界寸前まで大きく勃起している。
今すぐにでも射精しなければ、男性器が内側から破裂してしまうかも知れないと思えるほどだった。
エルフィーネがその剛根を目にして抱いた感情は、恐怖と、そして興奮。
同時に体内で何かが疼くのを感じた。
「エルフィーネ、君をもらうよ!!」
「えっ?あっ?」
やや戸惑う彼女の女穴に剛根をあてがうと、リードはゆっくりと腰を進めた。
ずにゅずにゅ…
エルフィーネの処女穴に、待望の、そして初めての進入者が押し分け入って行く。
「うっ、くぅっ!」
強い締め付けに、一度動きを止めて、リードは優しく言った。
「痛い?ごめん、女の子は最初はそうなんだよね。でもじきに気持ちよくなるから、我慢して!」
正常位で、再び彼は腰を進める。
ぶつっ。とちぎれる感触がして、彼女の女穴の締め付けがやや緩まった。
とはいえまだしっかり強く締め付けるその奥まで、リードは一気に腰を進めた。
「はあ…奥まで、入ってる…」
「エルの中、暖かくて気持ちいいよ…」
と言って、リードはエルフィーネの首筋、白絹のような肌に舌を柔らかく這わせる。
かすかに浮かぶ汗の味。
そのまま彼の左手は右胸を優しく揉み、そして腰は律動を開始した。
ずちゅっ、ずちゅっ…
何度も何度も、剛根が自らの奥深くを突くのを、エルフィーネは7割の痛みと3割の快感と共に感じていた。
処女の秘穴を、剛根で貫くリード。
だが彼も、相手が処女であることは考慮して、出来るだけ気持ちよくなって貰おうと今度は左胸に口付けすると、彼女の乳首を優しく吸う。
ちゅっちゅ、ちゅぷ…
さらに、右手では彼女の脇腹を優しく撫でる。
「ひゃっ!」
彼が脇腹を愛撫した時、エルフィーネの声がやや変わった。
エルフィーネの性感帯を1つ発見したことに気付いた彼は、そこへの愛撫を続ける。
もちろんその間も、腰の動きは止まらない。
エルフの美女の女穴に快感を与えようと、動き続ける。
今度はやや上から突きこむような動きになり、クリトリスにも彼の剛根が触れ、「ひゃん!!」と可愛い悲鳴を上げ、新たな快感を彼女は受け止めた。

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