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亡国の王子
官能リレー小説 - ファンタジー系

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亡国の王子 15

ドプ!ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!!

子宮口に強くねじ込まれた亀頭の先端から、子宮の天井に叩きつける様に白濁液が注がれる。
「おぶおおぉお・・・おおっ・・・で、でんきゃぁ・・・ひゃめっ・・・!!!もうらめれすうっ・・・おぉ・・・もう!子宮いっぱいなのぉ・・・わちゃひのおにゃか・・破裂しちゃうううっ!!あひぃぃぃぃぃぃ!!」

プシャァァァァァァ!ジョロロロロロロロロロロ・・・・・

幾度も幾度も繰り返された膣内射精に、擬似妊婦のようにお腹を膨らませた女騎士は、数え切れないほどの絶頂の末。股間から金色の噴水を迸らせ失神した。
だが、自分でも何度中出ししたか分らないほど射精したにも関わらず、リードの欲望は治まらない。
(犯せ!犯せ!犯せ!女を犯せ!!)
「くッ、どうなってしまったんだ俺は・・・」
まるで自分の中にもう一人別の自分がおり、その自分が今の自分を乗っ取ろうとしているかのような気分だ。
いけないとは思いつつも、リードは誰かに操られているかのように再び失神している女騎士の肉体に手を伸ばそうとする。
その時・・・
「あ、ん・・・」
(!?・・・今のは女の声か?)
その声は木々のざわめきに埋もれてしまいそうなほど小さなものだったが、発情し一匹の獣と化していたリードの耳は、常人離れした鋭敏な感覚で悪戯な風が運んできた牝の喘ぎを確かに聞き分けた。
「はあ、ん・・・」

「そこか!」
リードはそばの茂みをかきわける。
まず目に入ったのは細い指に触れられている割れ目だった。
視線を上げてゆくと、とろんとした瞳にたどり着く。
「エルフィーネ・・・・」
そこでようやく、エルフィーネは自分に何が起きているのかを把握した。
「こ、これは・・・・」
「エルフィーネ。」
リードは優しい口調で声をかけ、そして、恥ずかしさで固まっている彼女に口づけした。
「ちゅっ・・・にゅぷ・・・」
彼もしゃがみこんでそのまま抱きしめ、舌を入れて絡めてゆく。
牝の本能を刺激されていたエルフィーネは、そのまま彼の舌を受け入れ、自分の舌を絡めた。
(そ、そんな!人間なんかに唇を奪われるなんて・・・)
誇り高いエルフの少女は、人間の男に自分のファーストキスを奪われた衝撃で呆然としていた。
エルフと人間は魔族との関係とは違い、一応互いの存在を認め合っており、互いのテリトリーを侵さぬよう相互不可侵という形で共存している。
ただ、敵対はしていないものの、二つの種族の間に横たわる偏見は根強く、エルフは人間を短命で野蛮な種族であると思っており、逆に人間はそんなエルフに対して傲慢な種族であると思っている。
その為、エルフと人間の間に生まれたハーフエルフは、双方の社会から差別される傾向にあり、エルフと人間の恋愛や婚姻も、禁じられてはいないが余り好ましいものではないと考えられている。
当然まだ若く森から出たことも無い生粋のエルフであるエルフィーネにとって、人間の男など野蛮人であり、初めから恋愛対象の外に居る存在だった。
(ああ・・・なのにどうしてコイツのキスを拒絶できないの?)
「んぅうっ、むぐっ……むふぐっ……むぐむぐっ……んっぅ、んぶぅぅっ」
それどころか、初めて知るキスの味は余りにも甘美で、今ではむしろ自分からリードの唇を求めてしまっている。
「はぁはぁ・・・ご、ごめんねエル・・・」
「あ、謝る位ならするなバカ!」
リードに初めてのキスを奪われ、エルフィーネは顔を真っ赤にして怒ったように言う。
その怒りと、恥ずかしさと、初めて知る官能が複雑に入り混じったその表情に、リードはさらに欲望を刺激される。
(ああ・・・なんて可愛いんだろう・・・『犯せ!犯せ!犯せ!女を犯せ!』)
リードは自らの内なる声に導かれるように再び彼女の唇を塞ぎながら、両腕で少女の細くしなやかな体を抱きしめ、高貴な森の妖精の金色の髪と白い肌から漂う涼やかで清楚な香りを堪能する。

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