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エッチな魔族たち
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エッチな魔族たち 9

カラオケで散々歌って店を出た後のことだった。
由里(小さいけど、魔族の魔力の反応。近いわね。ちょっと、疲れているけど、行かなきゃいけないわね。)
由里「ごめん!!わたし、先に帰るね!!」
由里は2人をその場に残して走りだしだ。
由里は魔法少女ユーリに変身して現場に向かった。
由里「なんだ。一番弱い魔族じゃない。」
由里はその弱い魔族を攻撃魔法で倒した。
由里「ちょっと、物足りなかったけどまあいいか。」
その時、妖精が話しかけてきた。
妖精「気を付けてユーリ。強い魔族の反応よ。すぐ近くにいるわ。」
「どこが分かる?」
「駅の方から強い力を感じるよ!」
妖精は指を指し答える。
「分かったわ。行ってみましょう!」
私達は大きくジャンプし、その方向へ向かった。
近くまでやってくると、妖精に正確な場所を聞く。
「あそこ!あの建物の中から、気配を感じるよ!!」
妖精の指す建物、それは屋内プールの施設だった。
私達が内部に入ると、営業中にも関わらず内部は人の気配が全くしなかった。
否、人の居た痕跡は至る所に残っていた。
不自然に脱ぎ捨てられた服の数々と、その上に残るフィギュア達。
この場で魔族が活動した事を意味していた。

警戒しつつ内部を探索する。
ここを襲った魔族は、無差別に襲って回ったのか、珍しく男の被害者も含まれていた。
殆どの被害者達は、フィギュアに変えられたまま放置され、その場に残されていた。
余程、力に自信が有るのか大胆な動き方をする魔族だ。
私達は更に気配の強い方へと進む。
「この先が一番気配が濃いよ!」
妖精が示す先はプールの有る場所だった。
私は覚悟を決めると、一気に突入した。
「そこまでよ!」
素早く辺りを確認する。
周囲には持ち主を失った水着が散乱し、所々にフィギュアが落ちていた。
だが、肝心の魔族の姿は、何処にも見当たらない。
「ユーリ、魔族の気配が薄くなって行くよ」
「一足遅かったようね…」
どうやら私達は気配の残滓を追っていただけだったようだ。
「これだけはっきり気配が残るなんて、かなり強い魔族だよ!
 こんな奴が出てくるなんて…」
「今後は注意が必要なようね…」
その後私達は、魔族の食べ残し…魂を持ち去られなかった人達を元に戻し、後片付けをしてから家に帰った。
家に着くと日野先生が玄関の前で待っていた。
「カバンを落としていったからここで待っていたんですよ。」
「わざわざすいません。」
「先に帰るって言ってたけど、どこか、寄り道でもしていたんですか?」
「は、はい。あ、あの。ちょっと、野暮用で。」

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