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魔王と勇者の逆転物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔王と勇者の逆転物語 4

事務的な口調だが、その中にも優しさが感じられる。
「まぁ、そんな事があったらな人としても男としても許されないし・・・それに、あなたで“二人目”だ。 俺を褒めてくれた人って。 ならその手伝いも良いかなって・・・」
「ありがとう」
彼の言った事に、クスリと笑みを浮かべお礼を言う彼女。
その笑みは聖母の様に優しく美しい。

「さて。 なら、お前に私の力を少しだけだが分け与えようと思う。 方法は・・・・セックスだ」
「ブッ!!! え? はぁぁぁぁ!!!???」
話も一段落し紅茶を飲もうとした瞬間、ブリュンヒルデから出た爆弾に清二は豪快なまでに紅茶を噴射し、驚きの声を上げる。
「・・・」
「クスクス。 まぁ、他にも手順はあるのだがソレをやるとなると、色々と手順が必要でな。 セックスなら、早くて簡単だ。 それともイヤ「いえっ! 全然オーケーですっ!!」ふふ、素直な奴だな」
手を挙げ、全力で答える清二を彼女は少女の様に笑う。

その頬はほんのりと朱が指していた。

「そ、それじゃあッ・・・し、失礼します」
「ふふ。 そう固くなるな、と言ったらさらに緊張してしまうか」
顔を真っ赤にしカチコチに表情を固めた清二。彼とは対照的にブリュンヒルデは部屋に置かれている豪華なベットに腰掛けている。
服装は白のワンピース一枚、スカートの裾は座った彼女の足首まで隠れるほどだ。

それにしても美しい。彼女が持つスタイルと合わさりさながら中世の貴族令嬢を思わせる。
そしてそれが、さらなる緊張を清二へと与えている結果になっていた。

しかも、今から力の譲渡とは言え絶世の美女と性交を行うのであるのだから、童貞である清二の心臓(?)はバクバクと激動している。
ブリキの様に此方に歩いてくる彼の様子にブリュンヒルデは思わず苦笑が漏れる。

「・・・・ッ」
「ほら、肩の力を抜け。 男なのだろう?」
ベットに腰を下ろす清二。だが、右隣に座る彼女との間に10センチほどの隙間が出来ている。

「はぁ、仕方ない。 清二、コッチを向け」
「は、はいっ、ななっ、何で「んちゅ・・・」――んんんっ!?」
唇と唇が重なり合う。清二の頬に手を添え、唇を近づけ、重ねた。
突然の出来事に数秒間硬直してしまう清二。繋がりあった唇から感じるブリュンヒルデの体温に、まるで一つに溶け合った感覚を覚えた。
そしてそっと離される唇。時間にして僅か十数秒の出来事だが、永遠にも近い時間を過ごした気分だ。
「ブ、ブリュンヒルデ・・・さん」
「何だ? キスをしただけだぞ? 初めて・・・だったか?」
クスリと微笑む彼女に清二は顔を赤くさせながらコクリと頷いた。
「そうか、初めてか。 ふふふ・・・では、これも初めてだろう?」
そんな彼に対してブリュンヒルデは清二の頬をもう一度引き寄せ――・・・。
「ん・・・ちゅ・・・んふ、んん・・・」
「んんっ?!」
躊躇無くキスをする。だが今回はそれだけでは終わらない。
(っ――し、舌っ?!!)
優しく押し開かれた清二の口内を濡れた舌がゆっくりと侵入してきたのだ。
いきなりの事にリアクションをする暇がない清二に、ブリュンヒルデは優しくそして大胆に彼の口内を堪能する。
緊張する清二の舌にブリュンヒルデの濡れた温かい舌がゆっくりと触れ合うと、そのまま自然に絡み合った。
初めての舌キスは思考が奪われてしまう程、甘美で蕩けるような、不思議な感覚だ。
「んちゅ・・・んんっ・・・」
唇を触れ合って、舌を絡めているだけなのに、身体中が熱くなる。右腕全体から感じる神秘的なまでの爆乳の柔らかな感触が、清二の雄としての本能を否応にでも高めていく。
二人の熱い舌が、湿度と湿り気を上げてゆくと、清二の股間は急速に若い熱血を集めていった。
数十秒と続いた舌キスは、ブリュンヒルデの唇が離れる事で終了。
「・・・・んぱ・・・どうだ? 初めてのディープキスは?」
キスを終え少し距離をとったブリュンヒルデは、ただ呆然とする清二にイタズラっぽく微笑む。
「と・・・とても、良かった、です・・・」
対する清二はそんな彼女に惚けた顔で答える。
「そうか、良かったか。 では・・・此処も良くしてやろう」
答えに満足したブリュンヒルデは、そっと彼の下半身にできた山を優しく撫でた。

ブリュンヒルデは清二の前に屈むとズボンをゆっくりと下着ごと下ろしていった。
「ふふっ、なかなかいい物をもっているじゃないか。」
そこにはすでにギンギンになった清二のモノがあった。
「それじゃあ、いただくぞ。」
あむっ
(うわっ、なんだこれ!?すごく・・・気持ちいい・・・)
咥えられただけだったが、それでも直ぐにイってしまいそうだった。
ブリュンヒルデは舌で清二のモノを舐めながら頭を上下に動き始めた。
舌はカリと尿道を口で竿を攻めていった。
清二はこの快感をもっと味わおうと必死に耐えていた。

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