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ヲタクエスト
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ヲタクエスト 22

既に涙目、悔しいっ?けど感じちゃうビクンビクン!状態。

この世界、お堅い時代でも軍属の二十歳近くもなれば召集兵から武家や貴族まで男女問わず、戦の前に初体験を済ませてから出陣は案外普通である。
ブタオ以前に経験済みだったエレーナは特に辛辣であった。

「ブタオ様?きっと年期の入ったワインが如き渋味ですわよ?確か今年で二十は…。」
「わーわー?やかましい!貴様の喰った従卒騎士は一人も生きて帰れた試しがなかろうが!」

流石のブタオも口を挟まなかったが『俺この戦いが終わったらエレーナ様にプロポーズ』のフラグでも立てたのかと想像した。

因みにブタオの知らない話、若年兵や見習い騎士が(童貞ないし筆卸し間もなく)張り切り過ぎて戦死する傾向があった為、第七騎士団の誰かを前線指揮に派遣する例は少ないという。

平民出身の志願兵から二十歳前で騎士に任官した、若手のクリスやラシャをナメてかかり狼藉を働こうとした者も多い。
当然返り討ち、手打ちにされるか『男娼に丁度いい身体(受け専門)』になる者もしばしば。

この世界、巴御前かジャンヌ・ダルクか八重の桜が如く、活躍する女傑も数多い。

しかしオフィーリア就任以前から前述の諸事情と似たような男絡みで悪名高かった第七近衛騎士団。
どれだけモテても深い仲まで至れぬオフィーリアは二十代後半まで鉄の処女、行き遅れ残念美女。

「ブタオ様…優秀ながら何かと問題ある部下に囲まれる故…私は処女である事を…強いられてたんです!」
「言い訳は見苦しいぞオフィーリア。」

ハイ、よりによってとうとう幼女からまでツッコミ、シャルロッテが容赦なくオフィーリアに吐き捨てた。

よくよく考えれば警護対象から直接のお小言、先程までノリノリでオフィーリアをからかっていた騎士団も余計な事は言わない、というか引いてる。
そんな空気を読んでか、そういえばと思い出した様に、騎士団それぞれで回収した氷室達の遺品をブタオの元に持ってくる。

雑な扱いで傷だらけの携帯電話が一つと3.11地震直後に流通した手回し携帯充電器、後者は特に有り難い。
取り敢えず電話としての用は為さなくとも何かの役に立つ、彼らのゴリ押しで同機種だからブタオの携帯とバッテリーも共用だ。

後はガラクタ、間違えて買ってきた未開封の(千百円もした)缶詰煙草はあるのにライターは無い。
そして多分この時代の人間はネジという概念を知らないのか襟ごと切り取った校章が四人分、後は氷室曰く本物のラ○ボーナイフ。

ブタオの記憶では確かアニメ版ハ○ヒで朝倉○子が使っていたのと同じ仕様と覚えていた。

それにしても真っ先にエンブレム、そして武器と名の付くモノだけは確実に丁重な扱いで回収して寄越す辺り、こんな時代の軍人だからと再認識した。

「…という訳で勇者ブタオ、オフィーリアの騎士道不覚悟、貴公の広い懐で受け止めては頂けませぬか?」

間違っても聞いてなかったとは言わず、取り敢えずブタオはシャルロッテに頷く。
ぐっすんぐっすん、上から下から色々溢れているオフィーリアは、じらしプレイの域を越えて既に壊れかけている。

「ぶひっ…君の全て…僕が許そう!」
「嗚呼ッ?…ブタオ…様ッ!」

固くキツくそして熱い、不憫な女騎士団長の処女蜜壷に、豚野郎の脂ぎった肉塊が突き立てられた…
「くぅあっ!!」
その瞬間オフィーリアの体は跳ね上がり
「ブホオオオォォォ!!」
ブタオの腰はビクビクと激しく震えた。
オフィーリアの密壺の中にブタオの劣情が凄まじい勢いでぶちまけられていく。
その噴き上げを叩き付けられてオフィーリアは一気に絶頂へと押し上げられた。

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