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ヲタクエスト
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ヲタクエスト 19

 
オフィーリアの目の前には不気味な光景が広がっていた。
部下の騎士たちがあられもない姿で喘いで、自分を慰めているのだ。
そして、エレーナに至ってはあのブタオという男に組み敷かれ、喜悦の表情を浮かべている。
クリスもブタオに抱き付いて、かいがいしく愛撫を行っているのだ。
「いいっ、あぁあ…ああいいっ…」
「あっ、あっ……」
「はぁあっ…ああああっ…」
室内でまともに服を着ているものは一人もいない。
第七近衛騎士隊の女騎士たちは、皆鎧も衣服も脱ぎ捨てていた。
ある者はブタオ達が交わる寝台の上で、またある者は壁にもたれて、またある者は床に横になって、自分の胸や股間を懸命に弄る。
部屋中にぎっしりと詰め込まれた女達の嬌声が響き渡っていた。

「ブタオ!!私の部下に何をした!!貴様どこぞの間者か魔性の者か!!」
部下たちが繰り広げる狂態にその原因となったであろう人物へと怒りをぶつけるオフィーリア
しかしその怒りを受け止めたのは意外な人物だった。
「ブタオへあまり無礼な口を利くものではないぞ、オフィーリア」
その言葉に振り向いたオフィーリアの目の前にいたのは
「シャルロッテ…様…?」
シャルロッテもまた狂態を晒す女騎士のように一糸まとわぬ裸だった。
だがオフィーリアを見るその眼はかつての死におびえた少女の眼ではなくなっていた。
異様なまでに平静な、落ち着きを感じさせる眼であった。
オフィーリアにとって目を背けてしまいたいようなこの光景の中で悠然と立つシャルロッテは、丸裸な自分も含めてこの部屋のすべてを平然と受け入れてしまっている。
まるで騒ぐオフィーリアこそが物を知らない痴れ犬であるかというように。

「ブタオさま…はあっ、気持ちいい…!」
寝台の上ではブタオに貫かれたエレーナが浅ましく快楽を訴える。
オフィーリアと生命すらも賭けたやり取りをした時とは全く違う蕩け切った顔を見せていた。
その上でブタオの巨体がさらに動く。
やおら、腰を動かす速度が上がる。
「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ」
そのリズムに応じるようにエレーナは喘ぎ声を上げる。
「いくよ……!」
「あっ、あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

どぴゅ
どぴゅ

短い言葉と共にエレーナの膣内にブタオの精液が注ぎ込まれる。
すると、彼女はたちまち絶頂に達し、失神してしまった。

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