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群れなして蠢く美しき屍
官能リレー小説 - ファンタジー系

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群れなして蠢く美しき屍 36


「うわっ!?ちょっ、待っ!?」

止める間もなく、押し倒された誠は再び事務所に逆戻り。
5人の美女・美少女にのしかかられ、押しつぶされることとなった。
女性がいくら体重に気遣う生き物だとしても、5人ともなればそれはかなりの重量になる。
誠は押し付けられるやわらかな感触を堪能する暇もなく、彼女らをどかそうと必死に暴れる。
だが彼女たちはそれを許さない。
絶対に離れるもんかと言わんばかりに、強く誠を抱きしめむっちりとした太ももや大きく熟れた乳房を押し付ける。
助けを呼ぼうにもここには自分たち6人しかいないし、顔は弥生の巨乳・・・いいや爆乳で押さえられている。
薄れゆく意識の中、誠は思った。
女にもみくちゃにされて死ぬのは男の本懐と言ったのはいったいどこのバカなんだろうか、と。

――――

くちゅ・・・ぴちゃ・・・

「んん・・・?」

目が覚ましたとき、誠は下半身に言いようのない快感を覚えた。
下半身に走る快感が気を失う直前の記憶とリンクし、一気に覚醒した誠はあわてて飛び起きた。
そしてその視線の先にあったものは―――。

「ふう、ふう、ふうっ・・・!」
「んぐっ・・・!くちゅ、ぷちゅ・・・ちゅぱっ!」
「ああっ!アンタ、何独り占めしてんのよぉっ!?
 河原クンのはみんなで平等にって約束でしょおっ!?」
「くすくすくす・・・」
「やぁっ・・・ダメェッ・・・!お、女同士で、こんな、ことっ・・・!?」

そこではくんずほぐれつのピンク色の光景が繰り広げられていた。
美樹・宮崎(仮)・黒髪の3人が誠の剛直を奪い合い。
そのすぐそばでは白髪が弥生をいいようにもてあそんでいた。
いったい何をやっているんだ!?
誠は反射的に文句の1つでも言おうとしたが、亀頭を独占した黒髪の吸引のせいで言葉にならなかった。
それをいいことに、美樹たちはさらに大胆な行動に出る。

「いいわよ、いいわよっ!それなら私はこっちをなめちゃうんだからっ!」

そう言って美樹が舌を伸ばしたのは誠のサオ。
袋を宮崎(仮)、サオを美樹、亀頭を黒髪と剛直を余すところなく抑えられた誠はたまらない。
悲鳴を上げる間もなく、盛大に射精した。

ドプンッ!!ドプッ、ドプッ、ドプッ・・・!

「ふぐっ、んぐ、むぐ・・・んあぁぁンッ!?」
「♪」
「きゃあんっ、キタキタぁ!河原クンのくさぁい精液、いっぱい出てきたぁ♪」

間欠泉のように噴き出た精液は黒髪の口には収まりきれず。
あふれた精液はまるでシャワーのように3人の顔や髪の毛を白く汚す。
明らかに異常な精液の量。ここまで来るのに幾度となく出しているとは思えない量だった。

(な、んでっ・・・こんなに・・・出てっ・・・!?)

さすがの誠もその量に異常を感じたものの、それ以上考えることはできなかった。
誠が起きたのに気付いた弥生が白髪をくっつけたままにじり寄ってきたのだ。
近寄ってきた弥生に誠は一瞬天の助けが来たかと思ったが、すぐにそれが気のせいだと理解した。
彼女の瞳は淫欲で完全にとろけきっており、完全に出来上がっていた様子だったからだ。

「か・・・わはら、くぅん・・・。お願い、助け・・・てぇ。
 身体が・・・アソコが熱くて仕方がないのぉ・・・っ。ひぁンッ!?」

白髪に首筋をなめられ、ビクリと反応する弥生。
いったいどれくらいかわいがられていたのか、乳首からは母乳があふれ、その秘裂はすっかり濡れて内ももにいくつもの筋ができている。
そんな弥生を見て呆然とする誠に、白髪はすごくうれしそうな顔でニコニコと笑っている。
まるで『私、こんなにがんばったんだよ?』と言わんばかりに。
でも誠のほうは白髪をほめてやる余裕はない。
彼は今、自分が助かるために必死に知恵を絞っていた。

(くそっ、どいつもこいつもこっちの都合も考えずにサカりやがって!
 逃げようにも、外におかしくなった女たちがいないとも限らないし。
 隠れようにも、こんな狭い店の中じゃ隠れられねえし・・・!
 ・・・んん?何か、あの時と状況が同じじゃないか?)

誠の脳裏に呼び起こされたのは、最初に学校の生徒・教師たちがおかしくなったあの状況。
みなが性の快楽に狂う中、誠は弥生と美樹の2人を満足するまで抱いて、何とか正気に戻すことができた。
あのときは2人とも人の言葉すら離せなくなるほど発情していたようだが。
誠はこの状況がそれとひどく似ていることに気づいたのだ。
ということは・・・。

(オレが満足させれば、連中はおとなしくなる・・・?)

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