エルドラ戦記 39
しかし、ジェラにやらないかと誘われて、それでホイホイ着いていくほどミモナは単純な性格ではない。
なお躊躇っていると、今度はエルドラが目を潤せながら近づいてくる。
「ねえ、ミモナ。僕の事嫌いなの」
と、ストレートに聞かれ、ミモナは戸惑ってしまう。
「えっ、嫌いな分けないじゃない。ただ……」
ミモナが口ごもると、エルドラは更に一歩進める。
「嫌いじゃなきゃ、僕とセックスしよ」
ミモナが視線を下に向けると、エルドラの股間は、既にいきり立ち、先走りの液を垂らしている。
それを見てミモナは前に見たときと違う感情が浮かんで来た。
(あんなに大きくして、私を求めているんだ)
以前は嫌悪感しかなかったが、今は不思議な高揚感が心の奥から湧き上がってくる。
「僕のこれ、こんなに大きくなっているのは、ミモナのことが好きな証だよ。ミモナはどうなの、好きなの、嫌いなの」
エルドラの目は何処までも真っ直ぐで、欲望の濁りなどまったくなかった。
ただ純粋に、ミモナに好きか嫌いかと聞いているのだ。
もしここでミモナが拒絶すれば、何もせずにそのままおくだろう。
その視線を受けて、ミモナは自分の衣服を全て脱ぎ、真っ裸になって自分の股間に手を置いて宣言した。
「私もエルドラのことが好きよ、ここにオ○ンチンを入れて欲しいぐらいに」
「決まりだな。」
エルドラはミモナの肩を抱き寄せ、胸を揉みしだく。
「…はっ…あん。私は、あなたが好きだから、全部脱いだのよ?…んっ、だから、そのかわり、私のその気持ちをちゃんと受け止めてよ。そこら辺の安っぽい男とおんなじような事したら、チンコ噛み切ってやるんだからね!」
一部の男が聞いたらぞっとしてしまうような事を訴え出たミモナ。対してエルドラは優しく了承する。
「分かってる。僕だって愛の無いセックスなんかゴメンだ。だから、ミモナが痛くなったらすぐに抜くよ。…ここからね。」
「ひゃあぁッ!?…な、なにコレぇ!?」
ミモナのマ〇コに指を突っ込んだエルドラ。
自慰すらしたことの無かったので、自身がイッたことにすら気づいてはいないようだ。
「…お?ミモナは指が好きなのかい?…なら、もっと入れてあげる。」
なら、とエルドラはすかさずミモナの中を指で激しく掻き乱した。
「ひあぁぁんッ?ま、また来ちゃう…来ちゃうーーッ!」
「あんた、それは『イク』って言うんだよ。ひとえに言えば、女の喜びさね。」