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エルドラ戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エルドラ戦記 17

そのまま3人は身支度を整えて、宿の下の食堂へ行った。
エルドラとジェラはヴォリュームたっぷりの食事をとっていたが、ミモナはサラダなどを食べていた。
「おや、そんなに軽い朝食だと体が育たないよ。」
「私は野菜が好きなんです(あなたたちのせいで一睡も出来なかったから食欲が無いのよ!)」
口では野菜が良い言うが、本当の事を言ってもエルドラとジェラは改めないと思いミモナは誤魔化した。
ミモナの様子を見たエルドラは、
(昨夜のHを見られたな)
と感づいたが、ミモナが「まだ」心身共にHっぽい娘じゃないと思って、そ知らぬふりをしていた。

何はともあれ朝食を終えて、エルドラたちはギルドに足を運んだ。
「おお、来たか依頼品を見せてくれ。」
ナバル街のギルドに入ると初老のギルド受付職員がエルドラに依頼品の研究書を提示を求める。
「これが、依頼品の研究書です。」
「うん、間違いない依頼は完了したこれが報酬の500エンドルだ。」
「ありがとうございます。では、失礼します。」
依頼品を受け取った受付職員は本物だと確認してエルドラに依頼料のお金を渡した。
お金を貰ったエルドラはギルドから出た。
「じゃあ、次はフェリアに会いに行くよ。」
ほど近い森の中。
「やあ。」
フェリアを見つけたエルドラが声を上げる。
「今日はエルドラ・・・あれ?後ろの2人は?」
「私はジェラ。」
「ミモナと言います。魔術師です。」
妖精は普段は一部の人間にしか姿が見えないのだが、フェリアが力を上げているので今は3人とも彼女の姿を見ることが出来た。

「彼には説明したけど、私の仲間たちが熱病に罹ったの。治療にはゴティバ山の頂上に咲くシェリアの花が必要なんだけど、採集しようにもゴティバ山には今、なぜかモンスターが異様に増えていて、私たちじゃどうにもならないの。だから、採って来て欲しいの。」

「なるほどね。」
「・・・・いいわ。」
「これで決まりだね。フェリア、僕たちをゴティバ山へお願い。」

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