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エルドラ戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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エルドラ戦記 11

「もう、いきなり叫ばないでよ。そもそもあの宿は混浴で僕がいても問題ないはずだよ」

「ご、ごごごごめんなさい!!私っ視力が弱くてびっくりしちゃって!!」

エルドラはあの後ミモナを抱えて外へと飛び出し、猫のように屋根から屋根を渡って追っ手を振り切り、例の妖精の森へと一時避難した。

そして、妖精の森でフェリアに事情を説明すると。
「全く世話を焼かせないでね。」
呆れながらもフェリアは魔法を使いエルドラとミモナを瞬間移動の魔法をかけてエルドラの部屋に戻った。
部屋に戻ると別の浴場で風呂をあがったばかりのジェラがびっくりしたのは言うまでもない。

それから1時間後。
「ジェラさん、良い湯だったよ。」
「エルドラなんか飲むかい。」
宿に戻り、再度風呂に入り直して部屋に戻ったエルドラにジェラは冷たい物を勧める。
「ありがとうジェラさん、じゃあ〜オレンジジュースね。
ミモナも飲むかい?」
「あ…あっあの頂きます…」
自分の勘違いでエルドラに迷惑をかけた手前、ミモナは恥ずかしがりながら言われるままにジュースを貰うことにした。
「んで、ミモナも僕達と協力してくれない。」
「ええ、フェリアさんの依頼ですね。困ってる人いや妖精さん達をみては私もしなければなりませんね。」
ジュースを飲みながらエルドラはミモナに協力を頼む。
ミモナはエルドラに迷惑をかけた事と妖精の森でみた妖精の苦境を考え協力することにした。

「ありがとう嬉しいよ。」
「いっいえ、困ってる方を助けるのは当然です……」
ミモナは協力すると言うとエルドラは彼女の両手を掴み礼を言い。
ミモナはエルドラの喜びように冷静に対応する。
しかし、エルドラに協力する事がミモナの人生を大きく変えるとは、この時のミモナは知る由もなかった。

そして、ミモナはジェラの勧めでエルドラとジェラの部屋に泊まった。
ミモナはエルドラやジェラよりお金が無かったので個室の木賃部屋を借りてたので渡りに船で喜んで、エルドラとジェラの部屋に泊まる事にした。
男のエルドラいるのは不安があったが、大人の女性で保護者のジェラがいるのでミモナはジェラの申し出を受ける事にした。

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