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アルス正伝
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アルス正伝 28

アルスの優しさに思わずカルラの目に光る物が流れた。
「旦那ぁ〜!旦那が討ち取った野郎の首を確保しやしたぜ」
「よ〜し、野郎共!引き上げだ!!」
「「「オォーッ!!」」」
アルスはカルラを背負い、部下達と意気揚々と幕営へ引き上げて行った。

その夜、ノーマ軍の幕営地にて…。
「サフィア、カルラは大丈夫か?」
陣地に戻ったアルスはサフィアにカルラの手当てを任せた。サフィアは医術も本職の医者クラスであった。
「大丈夫ですよ〜。ただし、一週間は養生しないと駄目ですけどね。今は安静に寝ています」
「そうか…」
その言葉を聞いてアルスはホッとした。
「それからサフィア、もう一つ気になる事があるんだが…」
「何ですかあ?」
「カルラのマ○コ、ちゃんと元に戻るか?あれだけのデカブツをブチ込まれたんだ…」
あの無双の言っていたように、普通なら子宮破裂していてもおかしくない。
「うふふ…心配無いですよ。大丈夫でした。ちょっと広がっちゃいましたけど、じきに戻ります。赤ちゃんのお部屋も問題ありません」
「そうかぁ〜、良かった!」
「カルラ様のオマ○コは並のオマ○コとは訳が違います。経験値が半端じゃありませんから」
「ど…どんだけヤッたんだよ…?」
「ふふふ…それは秘密です…というか私にも分かりません」
「こいつ…!」
サフィアは悪戯っぽく笑って言った。
「でも私は…男の人としたのは、たった一回きり。アルスさんに犯された時だけです」
「あの時か…悪かったな」
アルスはちょっとバツが悪そうに言った。
「カルラ様はいつも私を可愛がってくれます。でもアルスさんに犯されて、本当の男女の交わりを知ってしまって、私は…」
サフィアは頬から耳まで真っ赤になっている。いつもの、のほほんとした雰囲気はどこへやら…両手で股間を抑えて脚をモジモジさせている。
「ア…アルスさん!」
「お…おう、どうした?」
「カ…カルラ様はしばらく、そのぉ…エッチの方は無理ですから…だから…」
珍しく口ごもるサフィア。そして意を決したように言った。
「か…代わりに私を…だ…抱いてくださいぃ!」
それはまるで初な少女が好きな男に精一杯告白するかのようである。
「…良いぜサフィア。今夜は可愛がってやるよ」
サフィアの想いを理解したアルスは優しく微笑んでOKした。
「あ…ありがとうございます!サフィア、精一杯頑張ります〜」
サフィアはまるで初恋の彼への告白が成功したかのように大喜び。

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