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人造妊国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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人造妊国 6

妊兵の胎内にある魔操晶の効果なのか、彼女の膣内はとても気持ちいい。
そこに彼女のうめき声やら、操機兵の動く振動やらが加わってはたまらない。

「うっ!?」
「んん・・・ッ!?」

ドクンッ!ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・!

童貞を失ったばかりのアルトはたまらず彼女の膣内に、大量の精液を放ってしまった。
心地よい感覚に、全身の力が抜けてしまいそうだ。
しかしそこにすかさず教官の檄が飛ぶ。

「そこっ!達したからといって気を抜くな!
 妊兵にいくら射精してもかまわんが、気を抜けば即座に操機兵は動かなくなるぞっ!」
「・・・ッ!?」

操機兵を動かせなくなるということは、その時点で失格を意味する。
アルトは抜けそうになる身体に再び力を込め、操機兵を動かした。
しかしこれは思った以上の重労働だった。
操縦桿である両手を中心に妊兵のやわらかい女の感触が全身を刺激し。
彼女との結合部からは、常に絶頂寸前の快楽が伝わってくる。
アルトは腰を動かしてはいないのだが、妊兵は快楽に耐え切れないのか、小刻みに腰を動かしてくる。
おまけに操機兵が動くたびにその振動が伝わるものだから、アルトは否応なしに何度も何度も絶頂させられることとなった。
彼の周囲では、イカされすぎて操縦どころではなくなった訓練生たちが次々と脱落していく。
あるものは絶え間ない快楽に体力を使いきり。
またあるものは性の誘惑に負けて、訓練そのものを放棄して。
こうして、規定の距離を歩ききるまでに、何名もが脱落して残ったのは5名だけになった。
だが、訓練終了を言い渡されても、アルト達は自分でハッチから出れず、助けを借りねばならないぐらいだった。
疲労困憊で出てきた合格者に教官は言う。
「ご苦労だった。だが貴様ら合格者には今日はまだ試験が残っている。妊兵候補者を処女だろうが経験者だろうが貴様らの手で犯す事!。貴様らの手で犬畜生以下に墜としてやって初めて妊兵だ!、いいな!!。」
合格者達も教官の言葉で自分達の立場を思い知らされた。

今から禁忌を犯し、最愛の家族を人間以下の存在に貶めなければならないのだ。
そしてその瞬間、彼女達は妊兵への第一歩を踏み出し、人間として全ての権利を剥奪されるのだ。
そう考えて宿舎に帰る訓練生達は深く沈んでいた。

「大丈夫か?、アルト。」
「うん、大丈夫。」
宿舎に帰る途中、同じ訓練生のジョアンからそんな風にアルトは話しかけられた。
ジョアンはアルトより少し年上で、年齢の近い事もあって何かと気にかけてくれる。
アルトにとっては、訓練生の中で最初に仲良くなったのがジョアンだった。

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