PiPi's World 投稿小説

人造妊国
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 0
 2
の最後へ

人造妊国 2

また、妊兵は機士との相性が重要で、なかなか相性の合う組み合わせが無いので、各国共に操機士の確保に四苦八苦していた。
また徴収しても逃亡する者も多い。
操機兵を動かす為に、妊兵が非人道的な扱いを受けるからだ。

妊兵とはとかく非人道的である。
魔操晶を胎内に入れると、女は劇的に変質する。
胸が巨大に膨らみ、尻や太ももも豊かになり、とてもグラマラスで美しくなる。
またその年齢から外形上は歳をとらなくなる。
ここまで聞けばいい事ずくめだが、副作用も非常に大きい。

まず常にマ○汁を垂れ流す淫乱になる。
それは、魔操晶は常に精液を浴びてる方が状態を良く保てるからと言われている。
また、精液や快楽と並んで羞恥心と言うのも魔操晶の品質維持に欠かせない。
それ故、妊兵はあられも無い姿で、人前で恥ずかしい行為をされなければならない。
そうしないと、すぐに魔操晶は劣化し品質を失ってしまう。
だから妊兵には牝奴隷のような調教が必要で、それ故になり手がいないのだ。
スレイブと呼ばれるのもその為である。


各国共、魔操晶の品質確保の為に、妊兵を奴隷として機士に調教させている。
首輪と乳ピアスは操機兵操作に必要な為に必須、胸や局部は常に露出するよう定められていた。
国を守るのに必須であれ、当然どんな国でも妊兵は軽蔑の対象しかならない。
そんな妊兵になり手がいないのが当たり前なのだが、人造妊国と呼ばれるグラーナ公国では画期的な方法で妊兵を集める事で数を確保していた。

グラーナ公国は資源に恵まれているが小さな国である。
資源には恵まれていても、周辺には軍事大国が多く、魔物の出没も多い。

その為、操機兵の確保は国家の存亡に関わる。
そのグラーナ公国が考えた方法が『家族徴収制度 』だった。
この制度は妊兵候補の女を徴収し、その身内から機士を選ぶ。
これならほぼ相性面で問題がないと確認された方法で、妊兵と機士を提供した家は国家から莫大な報奨がでる。
しかし、この国においても近親相姦は禁忌で、妊兵は他国以上に蔑まれるので、中には家族全てが逃亡するケースもある。
その為、拒否や逃亡には厳しい罰があった。

前述のアルトもそんな風に徴収されて訓練を受けた一人だった。

アルトのパートナーである妊兵となるのは、彼が大好きな姉のソフィアだった。
これから最終の訓練で、アルトは姉の処女を奪い、魔操晶を胎内に入れて牝奴隷調教を施さなくてはならない。
大好きな姉を犯す禁忌だけでなく、姉を最も賤しい誰からも軽蔑される存在にしなければならない事は、彼をしずませても無理はなかった。
ここで訓練を受けてる者の多くはアルトと同じ気分だが、魔物にも他国にも負ければ家族だけでなく国民全員が奴隷生活となるから、泣く泣く訓練を受けているのだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す