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世界征服
官能リレー小説 - ファンタジー系

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世界征服 37


「ふぅ…」
フェルクとの激しい交わりを終えたザインは溜め息を一つ吐く。
「どうだったフェルク?久々の俺のチ○ポの感想は…」
しかしフェルクから返事は無い。彼女は快感の余り泡を吹いて失神していた。
「何だよ…しょうがねえ奴だな」
ザインは笑いながらフェルクの秘所からペ○スを引き抜いた。ゴプゴプ…と大量の精液が溢れ出る。
「さて…」
ザインは腰を上げると残ったダークエルフ達に言った。彼は既に人間の擬態は解けて魔物の姿に戻っている。
「お前達に尋ねたい事がある」
「な…何でございましょう?魔王様…」
「この魔王城の廃墟のどこかに魔剣があるはずなんだが、お前達、知らんか?」
「ま…魔剣…でございますか…?」
ダークエルフ達は互いに顔を見合わせて話し合い出す。
「そんな剣あっただろうか…?」
「武器庫跡には大量の剣や槍や弓矢があったが、それらしい物は無かったな…」
「そうだ!」
一人が何か思い出したように叫ぶ。
「何だ!?何か思い当たる物があったか?」
「はい!地下の宝物庫に豪華な装飾の施された宝剣がありました。もしかするとアレが…」
「よし!そこに案内しろ!」

ザインはダークエルフ達に案内されて地下宝物庫へとやって来た。かつてこの城で一族と共に暮らしていた頃も、魔王に即位してからも、一度も足を踏み入れた事の無い場所だった。
「確か…あ!ありました!アレでございます魔王様!」
「あれが…魔剣!」
その剣は様々な宝物が所狭しと並ぶ宝物庫の一番奥…壁に掛けられていた。ザインは宝物を掻き分けて壁まで辿り着き、剣に手を伸ばした。

バチィ…ッ!!

「な…何ぃ!?」
ザインの指先が剣に触れた瞬間、謎の電撃が走りザインは思わず手を引っ込めた。いや、電撃などというレベルの物ではない。ザインの指先は焼けただれ煙を上げていた。
「だ…大丈夫ですか!?ザイン様ぁ!!」
「まあな…触った瞬間何かに弾かれた…」
幸い魔王であるザインにとってはすぐに回復出来るレベルの傷だが、低級魔族や人間なら片手が使えなくなる重傷である。
(そう言えばバトラスの奴は魔剣に選ばれた者しか使えないと言ってたな…まさか、俺じゃあ不足だってのか!?)
ザインがそんな事を考えていると何者かの声がした。
『汝、我を求めたる者か?』
「あ?誰だ?どこにいる?」
『今一度問う。汝、我が力を求めたる者か?』
「…まさか、お前が喋ってやがるのか?」
その声は明らかに魔剣から発せられていた。
『いかにも。我、魔剣アルガドラなり。汝、我を求めたる者か?』
「そうだ!俺は魔王ザインだ!お前の本来のご主人様だぞ!?それなのに何だって俺を拒むような真似をしやがる!?」
『我が使い手として認めるは魔王の地位に在る者にあらず。我を満足させたる者なり』
「ま…満足ぅ…?一体どういう事だ?」
『すなわち…』
次の瞬間、魔剣アルガドラの柄の部分にはめ込まれていた黒い色の宝玉が“光”ならぬ“闇”を放った。闇は一瞬その場にいた全員の視界を奪った。
「う…っ!?」
「あぁ…!!」

やがて闇が収まると、壁の魔剣は跡形も無く消えていた。その代わりにザインの目の前には、見事な黒髪黒眼の絶世の美女が全裸で立っていたのである。
「お前は…魔剣アルガドラか!?」
女の髪と瞳の色は魔剣の柄の宝玉の色と全く同じ、深い暗黒の色だった。
「いかにも、私が魔剣アルガドラだ。私は必要に応じて人の姿を取る事も出来る。さあ、魔王ザインとやら!女の姿となったこの私をその腕に抱き、その男根でもって私の女陰を貫くが良い!交合がすなわち魔剣と使い手との契約となる!」

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