PiPi's World 投稿小説

世界征服
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 29
 31
の最後へ

世界征服 31

「ザイン魔王様が言う事は脅しではありません」

「おのれ!フェルク様の目の前でこの様な破廉恥を……」

「……あのなぁ、経験者だぞ……俺のコレで女になったのだから」

フェルクは顔を真っ赤になる。ダークエルフは妖精が魔堕ちし、妖精の樹海から追い出されたエルフで魔族とはある程度は親交があり、ザインも子供の頃には遊んでいた。

「ザイン魔王様」

「心配するな、俺の精液は解毒剤にもなるからな……」

一人にキスをする、舌を絡めるとダークエルフも舌を絡めてきた。ムワッとする空気になり、その場に居たダークエルフの秘所から愛液が出始めた。


「何故、疼きがここまで」

「あ〜〜今いる場所はかつて人間が攻め込んできた際に祖父が呪いをかけて魔界植物と融合させて埋め込んだ所なんだよ……俺も詳しくは知らないが、この城は色々と厄介な場所があるからな」

「ザイン様、申し訳あっ、ああっ!!」

フェルクは既に膝を着き、秘所から雫を垂れ流し、胸からは白い液体を噴き出し始めた。ザインが成人の儀をする際に初めて性交する相手がフェルクであった……政治的に弱者であるダークエルフは魔王領の一部を借りる為に彼女を差し出したのである。ザインに貫かれた瞬間、彼の肉棒でないと満足できないように呪いを掛けられていた。

「あ〜〜そうだったな……先にこいつらイカせてから相手にしてやる」

ザインはフェルクに出現した刺青を見て思い出した。
そもそもザインが魔王の座に付けたのは偶然の産物であった。ザインは出生の理由上継承順位が低く、自由気ままに過ごしていた。しかし上位継承者の間では流血の惨事が起きており、有力継承者である姉や兄達が共倒れしたり、勇者アルス一向に打ち取られた。

気が付けば勇者一行は魔王領に接近、しかも魔王一族の血を引くのがザインしか居なかった……ザインの父は病の床に伏せており、魔王側近らもたび重なる継承者争いに嫌気をさしており、力は少し劣るがザインを盛りたてるしかなかった。ただアルスらの力が予想以上に強く、魔剣継承の儀を終える前にアルスが攻め込んで来た。

「ザイン様ぁああ」

ダークエルフが自ら秘所を開き、ザインは肉棒を挿し込む。

既に滝のような淫汁の溢れ出ている秘所は、ニュルンと滑るようにザインの巨根を飲み込んだ。
「あっはぁ〜〜〜ん!!!」
ダークエルフが雌の鳴き声を上げた。ザインはダークエルフの腰を掴み、前後に律動を開始する。ザインが腰を突き出す度に結合部からはズチュ…ブチュ…という淫らな音が聞こえて来る。
「あ…あ…!あぁ!」
「フッ…感じてやがるな。さっきまでの威勢はどうした?」
「あぁ…!ザイン様ぁ…!ご…ごめんなさい!あぁ!わ…私、もう…い…いくうぅ〜〜〜!!!」
ダークエルフはプルプルと体を震わせて絶頂に達した。
「ようし…精液をくれてやる。たっぷり子宮の中にお見舞いしてやるからな。ついでにその腹に俺のガキでも宿せ…!」
「は…はい〜!!ザイン様の御子を孕ませていただきますぅ〜!」
ザインは男根の先端を無理矢理子宮にねじ込んで、ありったけのザー○ンを射精した。


その頃、ヤマト国…
シュテンドウジ率いるヤマトの魔物の軍勢(+α)は、フジ山麓の樹海にある要塞に辿り着いていた。魔物だけが知っている異空間の抜け道を通り抜け、通常なら数日かかるはずの道程を僅か数時間で行き着いたのである。シュテンドウジは要塞を指差して言った。
「あれがザイン派の拠点、アオキガハラ城だ!」
要塞は、石垣に白塗りの壁に瓦葺きの楼閣が高くそびえ立つヤマト風の造りではなく、堅牢な城壁に囲まれ塔がある大陸風の造りだった。
「無骨な城じゃのう…いかにも戦のためだけに作られた建物という感じがして妾は好かん。大陸の城は皆ああなのか?」
ツクヨミは要塞を見てブツクサ呟いた。それに対してセレナが言う。
「大陸はヤマトのように平和じゃないんですよ。私達から見ればヤマトの城なんて魔導弾一発でグラッといっちゃいそうです」

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す