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屍美女の大群
官能リレー小説 - ファンタジー系

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屍美女の大群 3

この島の古い墓は島の中心近くの洞窟の中にあり復活していないみたいだが、もしそこに眠る女達を屍美女と化した幼なじみが復活させてしまえば大変な事になる。
姉を元に戻した駿とは言え、多人数を相手にはどうなるか解らない。
当面、駿がしなくてはならない事は…姪や母や祖母を正気に戻す事と、幼なじみを探し出す事…
祖父の家でとりあえず落ち着き、姉との行為に及んだ後…二人は今後の事を話し合う事にした。

「はぁ…みんなとセックスしなきゃなんないんだよね、僕…」

行為を終えて、姉の膝の上で豊満すぎる乳塊に抱かれる駿は姉に問う。
「大丈夫よ…みんな駿くんの事大好きだったから、喜んでくれるわ」
31と言う年齢が信じられない、十代のような若々しい身体と、そんな身体には似合わない妖艶さを身につけた響香が優しく言う。
15の年齢より幼く見える駿を抱きしめる優しさは以前と同じだが、弟の大きさは平均的ながら形の立派なペ○スを握って離さない辺りは、屍美女になってしまった所だろうか…

幼なじみも気になるが、納屋に閉じ込めた姪達を正気に戻して手分けして探すのが一番かもしれない。

…神薙島には伝説があり、かつて伊豆大島に流された鎮西八郎為朝の娘が、嵐で父とはぐれ、この島に流れつき住んだのが最初と言われている。
通称弓姫と呼ばれる彼女、は天下無双の弓の使い手である父と同じく弓の使い手であり、浜から矢を放って刺さった洞窟の近くに居を構えたと言う。
そして彼女は共に流れついた者と生活を始め、神薙姓を名乗ったと言われ…彼女とその一族が洞窟の奥に葬られたと言う。

神薙の一族は男女共に刀や弓の名手で、後に水軍衆となって活躍したと言われているが…島に流行った伝染病で一族は島を捨てる事になり没落したと言う。
そして、彼らの末裔である駿の祖父母が帰るまで数百年は無人島だったらしい…

駿の先祖である弓姫たちが屍美女として蘇らないのは、墓が洞窟の奥深くにあるせいなのか、没落の原因となったはやり病のせいなのか。
それは誰にもわからない。
しかしもし蘇れば、間違いなく危険な存在となるだろう。
そうなる前に、駿は何としても幼馴染を見つけ、正気に戻さなければならない。
少なくとも、屍美女となった3人もあのままでいることを望んではいないはずだ。
駿が覚悟と決意を新たにすると、やわやわと肉棒をもんでいた響香がうれしそうにこう言った。

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