屍美女の大群 190
(んー・・・。マリナさんの膣内、確かにあったかくて気持ちいいんだけど・・・。何か物足りないなぁ)
しかし駿がそんなことを考えているなんて、マリナは露ほども考えていない。
駿の剛直のすごさに、自分を保つので精一杯なのだ。
仕方なかったとは言え、マリナはこのとき駿に何らかのアクションを取るべきだった。
でなければ、彼女は駿のおもちゃとしていいようにもてあそばれることもなかっただろう。
物足りなさが我慢の限界に達した駿は、小刻みに揺れるマリナの腰をつかむと、いきなり下から突き上げた。
ズンッ!
「ひゃあぐッ!?」
突然強くなった快楽の嵐に、マリナは変な声を上げてしまう。
だが駿は止まらない。そのまま、二度三度とマリナを突き上げ始める。
「おふッ!?ひうッ!?あ、お、おわああぁぁッ!?」
そのたびにマリナは悲鳴を上げて大きく悶える。
初めて見る姉の悶える姿に、妹の留美はその心情が痛いほどよくわかった。
駿の肉棒の恐ろしさは硬さや大きさだけではない。
まるで相手の感じるポイントをわかっているかのような、突き方も彼の武器なのだ。
おまけに屍美女と連日連夜交わってきた駿の耐久力ははっきり言って絶倫モノだ。
一突きごとに弱点を突かれ、理性を削られるあの感覚。
何度イッても、何度許しを乞うても止まらず突かれる絶頂の連続。
留美は駿に抱かれたときのことを思い出し、我知らず股間をジュンと熱く潤わせた。
――――
「ふい〜。やっとここまで来れたか・・・」
「おいっ、何してる!?本番はこれからなんだぞ、しっかりしろっ!?」
「うるせえっ!誰のせいでこんな寿命の削るような思いしてると思ってんだ!?」
その頃、島に流れ着いた男たち2人はやっとの思いで小屋のすぐそばまで来ることに成功していた。
あれから一向に小屋から出てこないことに業を煮やしたマリナの彼氏が、半ば強引に相方を連れてここまでやってきたのである。
相方にしてみればいい迷惑である。
かと言って新種の屍美女がたむろしているこの状況で、1人で生き抜く自信もなく。
泣く泣く彼氏に協力しているわけである。愚痴の1つも言いたくなるだろう。
「いいか?マリナたちを助けるのは2人が化け物になっているか、確かめてからだからな!?
もし2人が化け物で、それでも助けに行くようならテメエをブン殴ってでもここから離れるからな!?」
「わかってるよっ!」
全然信用できない様子で返事をするマリナの彼氏。
彼の頭の中にはマリナの無事と救出しか存在していない。
そしてマリナの彼氏が中の様子をうかがうべく、そっと小屋の扉を開けて中の様子をうかがう。
そこには彼が1番見たくなかったであろう、最悪の光景が広がっているとは思いもせずに。