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モンスターハーレム 第2章
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 第2章 10


オレは動揺と焦燥に駆られてあわてて動こうとしたが時すでに遅し。
あっという間に絶頂に達し、白い白濁液をキュリエルの膣内に注ぎ込んでいた。
たまりまくってる童貞みたいな信じられない事態に、事実を受け止められないオレは呆然とする。
しかしキュリエルの膣は呆然とすることなく、やわらかくなりつつあるオレのイチモツを元の硬度に戻そうとしていく。

「は・・・あ、やっぱりこうなっちゃった、か」
「何だ・・・?おまえ、一体何者なんだ・・・?
 サキュバスでも持ってないこの名器は何なんだ?」

オレは何とかそれだけを口にすることができた。
サキュバス以上の存在?ありえない。
精を搾り取ることに長けたサキュバスは、性のスペシャリスト。
それを超える存在などあるはずがない!
再び襲ってきた快感の波に耐えつつキュリエルを見る。
するとキュリエルは苦笑しながら、オレの疑問に話してくれた。
それは彼女が将軍足りえる理由。
彼女に『妖艶』の異名がつくほどの色香を手に入れた理由でもあった。

「あはは・・・。驚かせちゃった?
 でもそんなに驚くことでもないよ。私はただのサキュバス、よ♪」
「うそ・・・つけぇッ、ただのサキュバスが、こんな名器持ってる、はずが・・・ッ」

こうして話している間も、万華鏡のように絶えず変化を繰り返して精を搾り取ろうとするキュリエルの膣。
オレはその快楽の波に耐えながら言葉を振り絞る。
うう、情けない。お、男としてのメンツが。
しかし次の瞬間、今まで感じていた快感が吹っ飛んだ。

「違うとしたら出身地。私、ここの生まれじゃないの。
 地上から来た流れ者なのよ」
「ッ!?」

地上から?人間たちに支配されたという地上の?
衝撃の事実にオレは驚き、その目を大きく見開かせる。

「なっ・・・何で地上に魔物がいるんだよ?
 地上は人間の住処じゃなかったのか?」
「ん?その通りよ?少なくとも私の知ってるあそこは、人間の楽園だった。
 私はあそこで人間の奴隷として生を受けたのよ」

ドクンッ、

その言葉に、オレの心臓は大きく跳ね上がった。
目の前の女が奴隷として生まれたことへの怒りや嫌悪感だけではない。
言いようのない感覚と感情がオレの体に満ちていく。
もしかしたら、オレの一部となった魔物の英雄たちがキュリエルの言葉に反応したのかもしれない。
そうとは知らないキュリエルの独白は続く。

「すごかったわよぉ?魔物は成長が早いから、処女なんてあっという間に奪われた。
 それからはもう陵辱の嵐だったわね〜。何人もの男に代わる代わる犯されて。
 私がサキュバスじゃなかったら間違いなく死んでたわよ〜?あれは」

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