PiPi's World 投稿小説

デメリアの門
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 15
 17
の最後へ

デメリアの門 17

聖水によって清められた者から放出されるエネルギーは、新たなる生命の誕生には欠かせないものなのだ。それが例えオークのような魔物であっても。
紋章の中に吸い込まれたオーク達は内部に広がる広大かつ神聖な空間に驚きを隠せない。
「な、なんだぁ?ここは…!」
「俺は死んだのか…?まるで天国みてぇだ…」
「い、いったいどうなってんだよぉぉぉ!」
彼等は混乱の中、広い空間を彷徨い続ける。クリスタルのように透明な床が続く幻想的な空間はあまりに非現実的で、まるで綺麗な夢を見ているかのよう。
その美しい空間は彼等の混乱と不安を和らげ、癒しへと導く。そして彼等は体と心を委ね、清らかな空間へ溶け込んでいくのだ。
「あ、ああぁ…なんだこの気持ちよさ…」
「あぁ…なんかすげぇ落ち着くぜ…」
「俺、ずっとここに居たい…」
「ああ…俺もだ」
オーク達はいつしかお互いに身を寄せ合い、その安らぎを享受する。
そして彼等はお互いの肌を重ねあい、ペニスを擦りつけ合う。オークの体から香る汗と雄の匂いが混じり合った匂いが鼻腔を刺激し、オーク達はさらに興奮する。
そして彼等のペニスからは先走り液が流れ出し、ヌチャヌチャとした淫靡な水音が響いていく。
オークのペニスは人間よりも太く長く、そして力強い。さらに玉袋も大きく、精液を大量に蓄えている。そんな凶悪な逸物から流れ出す先走り液からは聖水に匹敵する清らかな力が放たれていたのだが、オーク達はそんなこと知る由もなかった。
彼等は自らの性欲のままに、オーク同士の交尾を始めてしまう。
「ふおっ!?おほぉぉおおっ!」
「うおっ!すげぇっ!こいつのケツマンコ、めっちゃ締まるぜ!」
ドチュッ!ドチュッ!と激しい音を響かせて逞しい肉体が激しくぶつかり合う様はまるで獣のようだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す