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デメリアの門
官能リレー小説 - ファンタジー系

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デメリアの門 1

クラストの森

エルフが暮らす小さな集落の中で三人の青年が旅立つ準備を進みる。

この集落では生まれて16年で一人前とされ旅に出るのだ。

「それでは・・・、またいつか戻ります」
「我ら三人は必ずこの場へ帰って参ります」
「何かあれば、すぐに戻りますから・・・」

それぞれ言葉を残して自分の育った里を背に歩き出した。決して振り返る事無く北へ歩を進めた。
この三人は・・・

皆綺麗に生えそろった白髪を持ち、色白で、尖った耳が横に突き出ていた。

顔出しのよく似た三人であったが、瞳の色はそれぞれ異なっていた。
赤青金の三色である。
三人は近くにある人間の村に向かった。

三人が向かった村は、アルジナといいエルフの里から南に十数キロ離れた位置にある。エルフの里の風習をよく知るこの村は、三人の旅の始まりを快く迎えてくれた。
しかしこの村にはちょっとした問題があった。
そんな事も知らず、そんな村に滞在を決めてしまった3人は不幸なのか幸運なのか…。
始まったばかりの旅は奇妙な方向へと進み始めていた。

3人の男達は村の簡易宿泊施設に泊まる事にした。
妥当な判断である。

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