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アカシックファミリア
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アカシックファミリア 8

もう子宮も性感帯になってるのか、射精されるたびに腰がビクビクと痙攣し潮が吹き上がる。
最後、濃厚な塊がビュクッと子宮奥に叩きつけられると共にファイデルが白眼をむいて気絶した。

ドクドクドクッ、びゅるっ!
最後の一滴までフィアデルの中に注ぎ込んだ後、俺はぐったりと背後の萌黄に背中を寄せる。
萌黄は俺の身体を抱きしめ、そのまま、大量の精液を蓄え、少し膨らんだファイデルの下腹部を見て微笑む。
「うふふ、フィアデルが妊婦になったら、今度は私が、私が孕んだら、次のメイドがいます。
子作りはメイドのご奉仕の必須科目。どうぞ、無数のメイドたちと子作りをしてくださいませ」
萌黄はそういうと、俺の唇を奪い、いやらしい濃厚なキスをしてくる。

次の日、イチジクの花が臨時休業になったのは言うまでもない。


【後日談】

もう常連となった人の良さそうな貴族がカウンターでコーヒーを啜りながら最近、息子の趣味がわかったことを言い出した。
「どういうことか知らないが最近、息子が変なんだよ」
「・・・・・どういう風にですか?」
「こういうのを言うのは身内の恥なのだが、最近トイレの便器の美しさとやらに嵌っておるのだ。この球体の丸みが美しいやら、この縁が麗しいなど嬉しそうに呟いておる」
「はぁ」
俺は生返事を返しながら、萌黄に心のうちでツッコミを入れる。
もっとマシな改竄はなかったのか!
しかし、内面の表情を押し隠して、俺は何とも不思議そうに頷く。
「さすがに甘やかして育てすぎたのかもしれん。今度、帝都の軍隊学校で一から鍛えなおしてもらおうと思っておるのだが、どうだろう?」

「いいんじゃないですか。本人の為でしょうし」
「・・・・そうか。うむ。考えてみる」
俺の生返事と共に、名も知らない貴族の坊ちゃんは苛烈と有名な帝都の軍隊学校へと強制入学されることになる。
そんな、お話。

【了】


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