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比翼の鳥は運命の空へ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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比翼の鳥は運命の空へ 16

 決して恵まれているとは言えないが、平穏な暮らしをしているあの少年を一時の興味だけで過酷な戦いに巻き込んでもいいものだろうか。
 答えは当然、否だ。
(明日のうちにここを出た方がいいわね)
 そう決意するのに時間は掛からなかった。
 このままここで過ごせばアレスへの強い興味の正体もわかるかもしれない。しかしそうすれはこの気持ちに引き摺られて、ずるずるとここに長居してしまう気がする。そうなれは戦いの運命が彼に掛かってくるのは必定だろう。
 だから、この気持ちが一時のもので済む内にここを出よう。


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