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大陸魔戦記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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大陸魔戦記 77

これからセリーヌが行う行為への期待で、ジルドは思わず喉を鳴らす。
「…気持ちよくなれるように、努力する……」
熱い吐息が吹きかかり、ジルドの逸物はぴくりと跳ね上がる。セリーヌは顎を微かに震わせながら、おずおずと舌を伸ばしていく。


―――ぺろっ


舌の先を当て、赤黒い肉棒をさらりと舐め上げる。
「っ!」
先端部からこぼれ落ちた先走りをすくいあげ、亀頭をつつく。
カリの部分に下り、溝を満遍なくくすぐる。
「うっ…は…っ、セ、セリーヌ……っ!」
広げた舌を幹に絡ませ、再び上へ。今度は亀頭を口に含み、舌をぐるぐると這わせる。
幹は、しっとりと濡れた手に優しく包まれ、緩やかに揉みしたかれる。
「ん…ふぅ……ぷはっ…どうだ?」
上目遣いで問いかけられ、ジルドの情欲は益々昂ぶる。
「うあ……最高、だ…っ!」

ちゅぱ…じゅるる…

急かすように吸い上げられ、根元までゆっくりと飲み込まれ。
相反する二つの刺激に、ジルドは衝動を堪えきれなくなる。

「…セリーヌ…出ちま、う…っ!だからっ…もう、いい…っ」
まだ数をこなしているわけではないのに、いきなり口腔内で出すわけにはいかない。そう思ったジルドは慌ててセリーヌを引き剥がそうとするのだが。
「んぅ?…んん…」
何を思ったのか、セリーヌは更に激しく吸い付いていく。全く予期しなかった強い責めに、ジルドはとうとう。

「くっ、あっ……で、出る…っ!」


びゅっ、びゅるる、びゅる―――


「ん?!んんっ、んんぅぅぅっ!!」
勢い良く飛び出した白濁液が、口腔内を満たしていく。むせかえるような生臭さにせき込みそうになりながらも、セリーヌはそれを少しずつ飲みくだし、同時にジルドの肉棒に舌を巻き付かせる。
結果として、欲望を吐き出して萎びかけていたモノは再びそそり立つ。
「…けほっ…けほっ……ジルドの…ジルドの、味…」
軽くせき込みながら、セリーヌはうっとりとした表情で、口の端に残った白い欲望を綺麗に舐めとった。
「…ジルド…そろそろ、良いであろう?」
ジルドの首に腕を回し、蜜が滴り落ちる淫裂をジルドの陰茎にすり付ける。
「もう…こんなになってしまっているのだ…」
眼前で瞳を潤ませ、切なげな声で懇願しながらも、陰茎に自身の秘裂をこすりつける淫らな行為を続ける。
「なあ…ジルドォ…」
なおもねだるセリーヌ。普段の気品とはかけ離れた、艶やかな痴態を見せつけられ、ジルドはいよいよ耐えきれなくなった。

「…セリーヌ…っ!」

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