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暴淫暴辱 恥辱女装調教
官能リレー小説 - 女装/異性装

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暴淫暴辱 恥辱女装調教 2

「これから、どんな仕事をするんですか?健太じゃなくて僕でいいんですか?」
「いいね、子供らしくて好奇心旺盛で。今回は万人向けを狙ったものじゃない。健太には向いていない…少なくともお客はそう思うはずだ。報酬はかなりい筈だ。口止め料もあると思ってくれ。諒くんはお姉さんと違って、野心はないんだね。だったら、この仕事は…公式なキャリアじゃなくていいね?今回、一度きりだ」
「はい、健太との約束だし」
「君、若いのに義理堅いね。その心意気に免じて、もし君のお姉さんが無事デビューした暁には…特別にノーギャラで撮影してあげよう」
瀏也がいきなり上機嫌だったことに対し、息子からスタッフまで驚きを隠しきれない。全員がこの仕事が彼の好きなモノなのか疑問視していた。
「じゃあ、さっそく校舎に行こう。まず…保健室だ。初めてだと、大勢に囲まれると…恥ずかしいだろう。彼女たちだけを同行させる。車で一緒だっただろ」
諒は瀏也に肩を叩かれると、五人で校舎に入る。椿たちはレフ板や機材を手にしている。
外に居るスタッフらは一之瀬 瀏也とその息子である隆との取引先から派遣された人や同門やかつての弟子達だ。こうして一同に会するのは珍しくない……。
「まっ……瀏也はあの時の事がわすられないからな」
一人の男は呟くなり煙草に火を付ける……瀏也と並び写真家として名を残している新宮 隼人は空を見上げた。



一昔前、隼人は東南アジアの某国首都にある世界中のバックパッカーが集まる安宿街に居た……ベトナム戦争時に米軍向けの売春宿として登場し終結後はバックパッカーらを相手にする商人らの努力によりここは出来た。英語とカタゴトの現地語、そしてここに居るバックパッカーらの情報さえあれば如何にか生活出来る。隼人もこの時は滞在半年を過ぎており写真を撮り溜めていた。
日本の書物も少々高いがそれなりに手に入るし新聞も全国紙のみだが夕方には夕刊と一緒に届く、日本のカメラメーカーの現地駐在員一家との仲良くなっていたので芸能情報も仕入れられた。
「はぁ〜〜なにやっているんだ」
ある時週刊誌にて一之瀬 瀏也がモメごと起して失踪した記事を見た隼人はため息をつく、天国に居る師匠に何と言えばいいのやら……何よりも今目の前に本人は現地料理を一心不乱に食べている。
「いい機会だ、暫くは息子に任せる」
「おい」
「おいぼれと思ってあの態度は気に食わん!」
言語は分からないが怒っているのは分かる……現地の人や他国のバックパッカーらはギョとする。
「女でも抱くか?日本じゃお縄になる年齢の子でもここじゃ大丈夫だぜ」
「頼む」
こりゃあ重症だ……ほっておくと本当に失踪するか最悪殺されても遺体すら見つからない……ここはそんな国だ。隼人は直ぐに馴染みの華僑が経営する売春宿に案内した。そこはオーダー表の写真撮影した事で仲良くなった店なのだ。
「メスが居ない?」
「オゥ、Mr.シングウソーリーネ……イマイルノニューハーフネ」
「OKだ、No9の少女を頼む」
オーナーと隼人はギョとした……確かにひな壇に居る少女達の股間には本来は無い筈の膨らみがあるのはガラスを介しても分かる。この国では近年の教育熱が過熱し格差を生みそして性教育の不備から少年が同性に恋をする事や格差故に貧しさから身体を売る子供も多かった。
「口だけでもかなわんよ」
隼人は瀏也がここまで女性不審が進行している事に驚いていた。
「(まさかな……)」
隼人は極少数の関係者のみ知っているあの事を思い出す……彼は書でも才能を発揮しており若き頃にはある大物書道家の住込み弟子だった時期もある。その時今は亡き書道家の師匠との肉体関係もあり、それを流派のお家騒動に利用された。瀏也はこの事もあってまともに学生時代を過ごしてない、今の奥さんも実家は名が知れた書道の家元出身だ。人間不信から良く立ち直ったと世間では思っているが未だに引きずっているのだ。
「わかったよ、張さんツインで」
隼人は腹を決めた。

その日以来二人は気ままに過ごし時には地方にも旅行した……所が瀏也が身体を壊しパスポートの切り替え時期と重なったので日本に帰国した。再び渡航する気だったが相手側が詫びを入れた事もあって今に至る。ただ張とは今でも手紙のやり取りをしているらしい……。彼はあの後事業を広げ今ではA.S.E.A.N.加盟諸国では名が通った経済人で日本の経済誌にも特集記事が組まれる程だ。

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