乱交島の日々 4
「あたし、結構、胸がきつかったんだ」
キサが、勢いよくTシャツを脱いで(ブラジャーはずいぶん前からもうつけなくなっていた)その巨乳を炎に照らした。
「私も脱いじゃお」
キサの隣にいたレナも脱ぎ始める。
「レナ!」
「いいじゃん、もう、隠す必要もない」
圭一の言葉に、レナは耳を貸さなかった。
「そうね、脱いだり着たり、めんどくさい」
25歳の小笠原理沙は、すでに下着姿で行動することが多くなっていたが、おもむろにその下着も取り始めた。
「待って、あたしは、恥ずかしいわ」
千草は、下を向いた。
「まだ、探検は終わっていない。危険があるかもしれないところはちゃんと服を着て行かないと」
そう言うのは大江 文子 21歳。村尾 智美20歳、南波 ちはる18歳とともに大学の探検サークルで南の島に向かっている途中にこの遭難でここに来た16人のうちの3人になった。
この無人島生活が続いているのは、彼女らが持ってきた装備や、島内の探検結果によるところが大きい。
今は3人ともTシャツのような肌着に長ズボンを穿いている。
「でも…この辺でなら、脱いでてもいいかな、智美、どう思う?」
「そうだね」
文子と智美はそのように話し、Tシャツを脱ぎ、胸をあらわにし始めた。ちはるも続いた。
「衛生が求められる時は、当然そういうふうに、着るんだけど…そうでないときは、そうかも」
橋野 朱音 26歳研修医が、そう言って勢いよくTシャツと、すぐにブラジャーを取った。
朱音は、南の島に研修医として行く途中で遭難した。持てる医療器具はいろいろ持ってくることができ、この無人島生活が無事に過ごせている理由の一つになっている。
レナに全部脱がれて、圭一も脱がないわけにはいかず、いまはもう隣のキサと何も身に着けず三人絡み合っている。
すべて脱ぎ捨てた理沙には、同じく躊躇なく裸になった理久が近づいていった。
「理久、大丈夫?」
理久の姉の音々が理久の方に近づく。
「姉ちゃんも脱いじゃいなよ」
「まあ…理久が、そう言うなら…」
音々は、理久の言葉を言い訳にするようにすべて脱いでいき、理久と理沙のところに参加する。
「あたし、どうしよう…」
女子最年少の花音が躊躇していると、キサが圭一のモノをしゃぶるのをちょっと休み、
「脱いじゃいなよ。隠すほどのものもないでしょ」と、ちょっとからかう。
「何よ!」
花音は直ちにすべて脱いだ。
「うーん、服を着なくなったとして、それが習慣になったら…帰ってから住みにくいと思うわ」
すずかはそう言って千草の近くに寄る。
それでも、一番抵抗したのは、瑞穂だった。
「脱いだら、男の娘じゃなくなっちゃう…」
「何言ってるの?今までさんざんチ○チ○使っておいて」
俺の近くに来て俺の片手で胸を揉まれていた文子が笑ってそう言った。
「でもぉ…」
瑞穂は少しずつ、千草やすずかの方に近づいていった。
探検サークルの三人は、文子が俺のところ、の他は、ちはるが理久の、智美が瑞穂のところに近づいていった。
朱音は俺の後ろに来て「私も参加させて」のようなことを言って、下半身も脱ぎ始めた。