数年前、警視庁にはミニスカ隊という婦警チームがあった。

加賀美冴子という超エリート婦警が作った性犯罪対策の特殊チームである。
男だけでなく女からも多大な人気を博したミニスカ隊、加賀美冴子や部下婦警たちだが、、
陰で女の快楽に堕落していた事実が明るみに出てしまい、マスコミや世間から叩きまくられて、ついには社会から姿を消した。
性犯罪対策の婦警がオマ○コで気持ち良くなるなど、自殺しても足りない恥晒し行為なのは言うまでもないだろう。


霧島玲子(30)
加賀美冴子のミニスカ隊理念に強く共感した婦警である。
優秀な仕事ぶりで、今や当時の冴子並みの地位に登りつめている。
その美貌と肉体のセクシーさも、冴子に勝るとも劣らない婦警である。

加賀美冴子を退陣させた星川優衣は、どうやら室井という刑事と結婚して退職しており、ミニスカ隊を再編成するまでには至らなかった。


玲子「性犯罪対策チーム、、加賀美冴子婦警の考えは本当に素晴らしいものだわ。それなのに性快楽なんて淫猥なものに堕落するなんて・・・彼女に並ぶエリートである私が継ぐしかないわね」

有能な霧島玲子の発案とはいえ、警察も今や高度な官僚機構である。
婦警の信頼を失墜させるほどの悪評を残したミニスカ隊をそのまま復活させることは出来ない。

ミニスカ隊の最低の恥態は、今だにＡＶにとどまらず海外の動画サイトでも見られるのだ。それらのイメージを取り払った婦警による特殊チームでないとまず許可は出ない。

服装も賛否両論あったが、冴子の理念を継いだ玲子はやはり性的アピール力の強いミニスカとハイヒールを強く推した。
しかし、上からの許可はなかなか下りない。
やむを得ず、捜査時の衣服として、
エナメル生地のホットパンツもやヒップラインを強調するパンツスーツも捜査服として取り入れることにした。
これならば、いざという時には動きやすく、痴漢を刺激することもできるが、パンティを見られることもない。

ミニスカよりある意味いやらしいのではないかという意見もあったが、玲子はこれ以上の譲歩はするつもりがなかった。

そしてそのチーム名称についても・・・
冴子への憧れだけでなく、ミニスカ隊のイメージ回復のため、女の名誉挽回のためにも、
「ミニスカ隊」にすると主張し続けた。

そして、メンバーについてはやはり女の魅力溢れる人選が、玲子によってなされた。
たぐいまれな美貌とセクシャルなボディラインをもち、男を魅了する女性たちである。

御堂美咲(みどう　みさき)
蒼井和季(あおい　かずき)
この二人が玲子が選んだミニスカ隊のリーダーである。

そしてさらに
春川葵(はるかわ　あおい)
田上佐知子(たがみ　さちこ)
井澤遥(いざわ　はるか)

と、少数精鋭のチームが出来上がった。

玲子はその美貌を持ちながら、加賀美冴子と同様に極端なフェミニストである。
女の優秀さをことさらに主張して、男は性欲の獣だと断じている。
男に性行為をさせた女は最低だとさえ考えている潔癖ぶりだ。

玲子の考案した新生ミニスカ隊。痴漢捜査やレイプ犯逮捕などが主な役割だが、やはり最大の宿敵はリングスである。
旧ミニスカ隊がなくなって、やはり被害は民間女性に広がっていた。


新生ミニスカ隊は街で起こる小さな性犯罪を確実に解決、犯人を拘束しており、早くも冴子のミニスカ隊に代わる新たな婦警チームとして期待され始めていた。

玲子「みんな！ミニスカ隊はあらゆる性犯罪を許さないわ！そして、加賀美冴子婦警の理念を正当に継ぎます。つまり、婦警が性の快感を得ることは最大の恥であり処罰の対象になると考えています」
美咲「勿論です玲子さん」
和希「男はみんな敵です！」
玲子「なら言うまでもないけど、色恋沙汰なんか厳禁よ！このミニスカは痴漢対策であって、男に媚びるためじゃないわ」


会議を終えて
玲子は考える。
ミニスカ隊婦警はやはり美しく、性的魅力に溢れており、あらゆる男を刺激してしまう。

廊下を一人歩く玲子の隣を、恋愛中の婦警と男刑事が仲良さげに通りすぎる。

玲子(ふん、正義を守るべき婦警が男なんかとイチャイチャして！とんだ淫乱だわ！)
玲子(しかもあの男、私の顔、胸、下半身をチラチラ見てた！間違いないわ、、ほんと最低)

玲子も婦警学校の時代や新米婦警の頃、良いなと思える男性は居た。
その美貌から、そういう男性から告白されることも多かった。
しかし、美しい自分が本当にこの男に抱かれていいのか・・・そんな高いプライドから男を振り続けてきた。

30才になって、気付けばそこらの男刑事より地位も高くなってしまったため、言い寄る男も少なくなってきた。美貌は間違いなく増しているのに・・
周りのカップルや既婚者を見ると異様にイライラしてしまう玲子。

玲子(婦警が快感のためにセックスするだなんて世も末よ！私は冴子さんの意思をしっかり引き継ぐんだから)