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新生ミニスカ隊
官能リレー小説 - 職業

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新生ミニスカ隊 2



玲子「ここにいる優秀なみんなには言うまでもない事だけど、ミニスカ隊には恋愛なんて厳禁よ。男性からの支持が失われるし、何より、男なんかにうつつを抜かす婦警はいらないの」
これは玲子が新生ミニスカ隊の初日に婦警たちに言った言葉だ。

あれは僻みややっかみ等では断じてないわ。
私、霧島玲子が婦警として持つ崇高な信念なのよ。
私には男なんていらないんだから、、、男なんて、、、男なん

「・・さん、、玲子さんっ!」

思考に耽りぼうっとしていた玲子は我に返る。
振り返るとミニスカ隊リーダーの蒼井和希だった。
玲子「あっ、ごめんなさい。ついリングス捜査のことを考えてて・・」
和希「いえ、流石です玲子さん!やっぱりミニスカ隊の課長になる人は普段から違いますね」

和希の下半身はキワッキワのタイトミニスカートで、健康的な白い太ももがパンティが見えそうなくらいに露出している。
指示した側の玲子までドキドキしてしまうセクシーさだ。

玲子「で、、どうかしたの?捜査会議まではまだ時間があるけど」

和希「はい、まさにリングスの件なんですけど・・・加賀美婦警のミニスカ隊が無くなってから、やはり被害が増えてると思います。。そろそろ私たち新生ミニスカ隊もリングス捜査に動き出すべきかと思って」
玲子「そうね。私もそう考えていた所よ。。旧ミニスカ隊はリングスをかなり追い詰めていた・・これは間違いない。なら、組織が回復するのを待つ必要はないわよね」
和希「はいっ。私たちで早いうちに悪の芽を摘まないといけません」

さすがは我らがミニスカ隊である。冴子たちのミニスカ隊に負けず劣らず、玲子にも婦警のトップリーダーの資質があるのだ。
唯一のささいな問題は、冴子のミニスカ隊はリングスを追い詰めてなどおらず、、無駄に突出した美貌とプライドを持った婦警たちが、リングスの性欲を満たしていたために、一般女性への被害が減ったように見えていた、、
その事実に玲子や和希が気付いていない事ぐらいである。



玲子は早速、次の会議にてリングス捜査のスタートを告げた。
玲子「みんな、ミニスカ隊もいよいよ打倒リングスに動き出すわ。。奴らは怪しい催眠術のようなものを使うみたいだけど、婦警としての誇りを持っていればそんなものは効かないわ!」
美咲「ついに私たちもリングスですね!」

佐知子「確かに最近はリングスと思われる被害が出てます。。電車や路地で、明らかに性的絶頂に陥って足腰立たなくなっている女性たちが毎日のように目撃されてます」
葵「だけど、女性は何も話さずに逃げる始末・・まさにリングスの仕業ね」
遥「確かに、痴漢相手に濡らしたり感じたりなんて、言えるわけないわね。ましてや絶頂だなんて・・自殺ものよ」

玲子「遥、世の中は私たち婦警みたいな貞操観念のある女たちばかりじゃないわ。痴漢に触られて感じてしまうような女もいるって事よ、、でも婦警としてはそんな女性たちも保護しないといけないわ」
遥「わかってます玲子さん。任せてください」


が、実は地方ではリングスは厳しい情勢になってもいた。
ミニスカ隊とはまるで違う婦警の動きによるものだった。
紺色のホットパンツを穿いた野戦服に、編上げブーツといった出で立ちで、抵抗や逃走を試みる犯人に対し、容赦なくゴム弾を発砲して制圧する手荒さだ。
逆に警視庁管轄の東京は世界の目も集まるため、そのような手荒な手段には出られない。
市民からの反発が予想されるからであった。

新生ミニスカ隊もかつてのミニスカ隊と同じく、リングスの餌食になるのではないかと上層部は考えていた。
むしろ、リングスを高度な組織させないように、首都圏に集中させた上で、現実が見えていないくせにプライドだけ異常に高い無能な婦警と衝突させておくのが有効であると、女性議員も口にしている。
ただそうなると、婦警や警察に対する信頼の失墜が大問題になるのだが。




玲子「リングスは今、ミニスカ隊を恐れてアジトを変えているわ。まずは誘い出すことが必要よ」
美咲「というと、やはり囮捜査ですか」
玲子「そう。私たちが電車に乗っていれば、男はほぼ間違いなく私たちを狙って痴漢してくるはずよ」
和希「そして痴漢してきたら即逮捕っと、」

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