ミニスカ隊第二部〜許されざる雌〜 2
冴子「実際、今月に入ってだけで、リングスだと思われる10件近い痴漢や性犯罪の報告があげられているわ」
優「そんなにですか?痴漢被害というと・・」
冴子「電車での痴漢が5件。路地裏での淫乱行為が1件。公園での淫乱行為が4件・・・・・そのうち、1件は、、」
美由紀「何ですか?」
冴子「婦警がやられてるのよ」
美由紀「ふ、婦警が!!?そんな、そんな馬鹿な」
これにはミニスカ隊一同驚くしかなかった。
摩耶「婦警がそんな簡単にやられるとは思えませんが」
冴子「残念ながら事実よ。路地裏の件がそれね」
冴子「男はパトロール中の婦警に背後から近づいて催淫の言葉を聞かせた・・・そして路地裏に連れこんだと思われるわ」
奈々「そ、それで・・・」
冴子「・・あとは痴漢のやりたい放題よ!。。男は婦警の背後から抱きついて、、む、、胸を揉んだらしいわ」
薫「ひ・・ひどい奴等ね。女性の胸を」
冴子「男はペニスを勃起させて、ハァハァ言いながら婦警の胸を揉みまくったのよ」
美紀「ぼ、勃起だなんて・・いやらしい!リングスって本当に性欲の塊だわ」
冴子「興奮した男は婦警の太ももやお尻も撫で回したの・・・あろうことか、その婦警は感じまくってしまったそうよ」
美由紀「そ、そんな、婦警が、、感じてしまっただなんて、、」
性感帯であるオッパイを揉まれただけでなく、いやらしくお尻を触られて、その上敏感な太ももまで撫で回されたら、女なら気持ち良くなってしまっても仕方がない?・・
いや、婦警さんは別なのである!!
婦警さんはどんなにエッチなことにも負けず、いやらしいことにも屈しない!負けてはいけない。
それこそが冴子の持論だった。
冴子「婦警が快楽で膝から崩れ落ちたところで、男は婦警を解放したわ。。」
摩耶「婦警が、快楽で果ててしまったっていうんですか!」
美由紀「信じられない!婦警の風上にも置けないわ」
冴子「その通りね。。男はいやらしいペニスをギンギンに勃起させたまま、犯した婦警の写真を撮って逃げたそうよ・・・・・・婦警のパンティの内側は、愛液の洪水状態だったと聞いたわ」
摩耶「その婦警はどうなったんですか?」
冴子「性犯罪者にいいように犯されてパンティを濡らしてしまったのよ?残念だけど、婦警ではいられないわ」
美由紀「確かに、婦警でありながらパンティを濡らすだなんて婦警失格ですね」
バタンッ!
そこで急に会議室のドアが開いた。
「いったいどの口がそんな事を言うのかしら?鷹野美由紀さん」
そこにいたのは凜とした佇まいのハーフっぽい金髪美女だ。
ピッチリした婦警服が悩ましい肉体を強調している。
歳はだいたい20代後半くらいだろうか・・
美由紀「貴女は?今ミニスカ隊は捜査会議中よ」
エリス「それはすみませんでした・・・私は上条エリス。公安よ。特に、婦警への調査を中心にしているわ」
美由紀「こ、公安!?」
美由紀や摩耶の顔に緊張が走った。
エリス「あら?何人か表情を変えましたね、、やましい事があるのかしら?」
慌てた冴子が強引に割って入る。
冴子「待ってエリスさん、ここには公安に追及されるような婦警は居ないわ。美由紀たちは全婦警の規範となっているのよ」
エリス「そうですね。ミニスカ隊といえば今や全婦警の憧れ・・・しかし、知られてはまずい事実が多数あるのでは?それこそ婦警失格のような・・・ね」
冴子「な、ないわ!美由紀や摩耶たちに限ってそんな事実は断じて!」
美由紀たちは必死に気丈に振る舞おうとするが、そこには怯えが見え隠れしていた。
エリス「私たちの情報力を嘗めないでください、、、私の見立てによればミニスカ隊の幹部はリングスに」
冴子「やめてッ!!いい加減なことばかり言わないで!」
エリス「まぁいいでしょう。いくつかは証拠も掴んでます、、。リングス壊滅、応援していますよ。・・・では」
颯爽と部屋を出ていくエリス。
冴子「、、そ、、捜査会議を続けるわよ」
・・・