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憧れの女上司
官能リレー小説 - 年上

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憧れの女上司 8

女とて、男が快感に悶え、悦楽の中で啼く姿を見たいという欲求は絶えず存在している。
しかしそれを見せることに抵抗心を抱く男が多いことを、本能で女は知っているのだと乃里子は思う。
多くの女たちは、男の上になることをどこか抑え、男の征服欲を満たすように、どこか努めているのだ。
場数を踏んでいる乃里子とてそれは同じで、男との行為の上では、例えそれが年下の男であったとしても、それは心得ているつもりだった。
受け身に徹っしてさえいれば、それなりの快感は得られるだから…
それでも中島幸人という青年を前に、乃里子はその欲望を抑えられそうにもなかった。
性欲とは縁遠そうな、爽やさを絵に描いたような清廉潔白な青年が、乃里子に向け股を広げ、その綺麗なサオを聳り勃てながら、乃里子のこの先の行為を従順に待っているのだ。
その愛玩動物を思わせる幸人の姿に、乃里子の欲望がそそられるのは…当然だった。

熟女でもそれだけ心が揺れ動いてると、彼女の牝の部分もすっかり疼いており、
日頃指でいじるときよりも早く濡れていて、その指にも愛液がついていた。
もはや焦らしたり反応をじっくり確かめることよりも、彼の肉棒の感覚を唇と舌で確かめることのほうが牝としては大事で、おのずと鼓動が早くなって気がつくとしゃぶりついていた。
欲望をたぎらせる従順で無防備な青年の牡の器官を、乃里子は夢中で吸い付いて懸命に首を動かす。
頬をすぼませて息をする暇も惜しむように、口腔で亀頭とサオから広がる熱と膨張がもたらす圧迫感を嬉々として受け入れる。
「ぁ…そんなにされるとぉ…ぁ乃里子…さ…ん…もう…やめ…て…くださ…い…」
再び溢れる幸人の喘ぎ声は、もはや哀願といってもよかった。
精巣の中の熱い塊が先端に向け走り出すのは、もう時間の問題だった。
乃里子の口腔でその頂点の極みを味わいたいという、男本来の欲望は勿論あったが、それに身を預けけるにしてはあまりにも早かった…
自分がボクサーを下ろされてからはまだ10分も経ってはいず、まして乃里子は下着すら脱いではいないのだ…
いくら乃里子の口腔性交が抜群に上手いとはいえ、こんなに早くイキでもしたら、男の沽券に関わる問題だったのだ。
幸人は乃里子の口からそれを抜き取ろうと懸命に身を捩った。
女性経験が浅い幸人ではあったが、ここで男としてのプライドを捨てる訳にはいかなかった。

そんな幸人の心中とは裏腹に、乃里子は幸人のそんな"男気"を、早く捨て去りたかった。
若い幸人が思っている"男はこうであるべき…""男だからこうしなければならない…"という考えなどは、乃里子にとってはただのつまらない妄想に過ぎなかった。
女のように啼いてみなさいよ…坊や…
乃里子は自ら下着を抜き取ると、愛液で湿るそれを幸人の顔に宛てがう…
眉間に皺を寄せる幸人は、尻の双丘に凹みを作りながら、必死に射精を堪えているようだった。
そんなにイキたくないなら…イカせてあげない…
乃里子はサイドテーブルからスキンを取り出すると、それを使って幸人のサオの付根をきつく縛り上げた…
「な!?なにを!」
驚きの表情を浮かべる幸人の口に、パンティーを捩じいれる…

この青年の男のプライドなんて、ずたずたにしてやりたい…
そう願う自分の存在を、確かに乃里子は認識していた。

「そうやって、意地を張ってたら…飢えた年増は音を上げて『もうガマンでない、メチャメチャにしてぇ』とでも言うと思った?残念ね、直美みたいに簡単に情には流されないの。
せっかくシラフでおねだりできるチャンスあげたのに、ちっともかわいげのない子だわ」
乃里子は苛立ちながらもその興奮が血を沸き立たせるようで、彼を追い詰めてこそアゲチン男子を狩る喜びがあると感じ始める。

「乃里子さ…」
幸人は直美より世代が上の働くオンナは筋金入りだったことを思い出す。
自分が混成の課にいる前から二課にいて女だけで伝統ある男所帯の一課との競争を課され、待ったなしの中で渡り合う為に鍛えられてのし上がってきたのが彼女である。
彼はなんとかショーツを吐き出して新鮮な空気を吸うも、至極シンプルな方法で拘束されていた。
「パンストで腕を縛るってのもよかったわね。痣にもなりにくいそうだけど。しっかり集中するのよ。でないと、後悔するわよ」
乃里子は彼の陰嚢を掴むと、二つの睾丸を手の中でくりっくりっと擦り合わせる。
幸人はこみ上げる痛みに抵抗を諦めていた。

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