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憧れの女上司
官能リレー小説 - 年上

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憧れの女上司 11

「あれ?中島君…」
「そんな事されてうれしいわけ無いですよ」
「そうじゃなくて…感じない?」
「もっと、下っ腹に力入れてくださいよ」
乃里子は騎乗位ですっかりアゲチンを征服した気でいたが、首尾よく上になって挿入しても肝心の幸人のモノの反応が良くなかった。
彼女にとっての誤算は、並の男がお遊びでも精液を口にするのが好きなはずがないのと、自身が下付きである事だった。
乃里子の女性器はバック系の体位で締まりを発揮するので、正常位や騎乗位には向いていなかった。
「いつまで女王様気取りですか?」
「Sであり、Mなの」
「じゃあ、あっちの穴でやらせてください」
「直美とはしてないの?」
押しのけられて結合が解かれた乃里子は狼狽する。
「乃里子さんは指入れてきたじゃないですか。ご自身も興味あるんじゃ…」
「ゴムはしてよ」
指でアナルの皺を撫でられると、乃里子は入れられるのは初めて出ないので観念する。
こうなったら、別の穴だろうとアゲチンと結合してイカせればご利益があると彼女は焦っていた。
「口でつけれますか?」
「できるわよ、それぐらい。機嫌直しなさいよ」
少し調子に乗りすぎたと乃里子は反省しつつも、アナルでのプレイについては基礎は知っているので、
口でくわえたスキンを幸人の亀頭から根元まで被せる。
「おっぱいよりおしりの方が大きいんじゃないですか?」
「待って、ローションがいるわ」
高級ラブホだけあって多少のアブノーマルなプレイをフォローするグッズは売られており、
すぐに部屋のグッズ自販機で購入する。
幸人にそれを渡すと、口でキャプを開け、片頬を厭らしくニヤリと上げた…
今までこの青年はMだとばかり思っていた乃里子は、そんな幸人の違う一面を見たことに驚き、戸惑いを覚えた…
それでも乃里子はそんな自分の思いを顔に出すことは無かった。
いくら強がって見せたところで、所詮場数も踏んではいないただの男…直ぐにねを上げるに決まっていると…自分を言い聞かせた…
「普通のよりずっとサラサラですね」
「グリセリンが多いとお腹に良くないの」
「道具と実物ではどっちか好きですか?」
「それは、ご想像に…んっ!」
幸人は初体験であっても知識はあったので、乃里子のもうひとつの穴に丹念に透明な潤滑剤を塗り込めてついでに指先を軽く差し入れてほぐしてからスキンに包まれた亀頭を押し当てて挿入させていく。

絞り込まれるような締め付けが先端部を襲い、それが徐々に下に降りていく…
「ぅぐっ…」
幸人はあんぐりと奥歯を浮かせ、次ぎにはそれをグッと噛みしめた。
潤滑液を使っているとはいえ、そのキツい孔は幸人が考えていた以上のものがあり、それは当然今までに経験した女性器の"包み込む"ような優しいものでは無かった。
い、痛ってぇぇ…
挿入される側の乃里子の苦痛ばかりを考えていた幸人は、自分の甘さを身を持って体現していた。
そんな幸人の戸惑いを楽しむかのように乃里子は腰をゆっくりと沈めてくる…
…この人、始めてじゃないのかよ?
そう疑いたくもなるほどに、こんな行為でも貪欲に"楽み"へと変えようとする乃里子の姿に、幸人は尊敬にも近い感動すら覚えた。

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