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結婚相手は女教師&幼馴染
官能リレー小説 - 年上

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結婚相手は女教師&幼馴染 2

「そういや…子分、いないな」
「だって、あんた貧乳嫌いじゃない」
「どっちが好きかって、お前が聞くから答えただけで…」
「そういえば、あの先生も割と胸大きいわね。本物かは怪しいけど。それに、教師の給料じゃ…インポートものは手が届かないかも」
「お前はどうなんだ?」
「あたしはGカップだけど、デザインもグレードもそこそこのよ。大きから、いいのがないってのは言い訳にすぎないわ。見たい?」
「やめろって」
小百合は美少女で俺にだけ優しい。貫禄では北村涼子に負けてない。もし結婚するなら年齢の近い彼女の方がうまくいきそうに見える。
「なあ、十代で結婚相手って決めれるか?」
「あたしがあんたと?ないって、全然。せめて、こっちに旨味がなきゃ。一生遊んで暮らせるとか」
「お前より金持ちの家って、この街にあまりないぞ」
「若いうちはチャンスが有るわ。望めば石油王だって」
「大きな夢だな」
小百合は親も甘いせいか地に足がついてない部分がある。贅沢でワガママが許されるのも、家柄と親から授かった美貌によるところが大きいだろう。
「何、変な男にでも騙されて黒ギャルにでもなった方がいい?」
「黒くならなくてもいいだろ。せっかく色白なんだし」
「でも、ビッチならセフレの一人にでもなれるとか思ってるでしょ?それとも、爪に火を灯ように暮らす団地妻がいい?」
「子分にはそんなこと言わないだろ」
「そうね、女子会は悪口とヒガミで盛り上がるから」
「幻滅させすぎだぞ」
「あんたこそ…もう少し、女を知りなさい」
僕に遠慮なさすぎるというのも厄介だし、子分もいると思うと、仮に肉体関係になってもし彼女を満足させれなかったから、
それを言いふらされかねない恐怖がある。

「僕は先生と結婚しないといけないのか?」
家に帰ると僕は両親を問い詰める。
「年上だし、頭いいじゃない。うちの一族は男は考えるのが苦手な人が多いでしょ?」
「今から決めておくのも悪くない。幸いこっちの方が格は上だから遠慮もいらない」
「顔も綺麗だし、教師なんて世間知らずだから男遊びや贅沢もしてなさそうよ」
「もし、組合員にいびられて学校をやめても事務員くらいはできるだろ。お前が宅建さえ取れば仕事はできる」
どうやら今日のことは両親が勝手に決めたことの影響のようだ。
僕だけ知らされてなかったというのは滑稽ですらある。童貞のうちから嫁を決められてるのは青春もくそもないような気がする。
「あの先生がどうして僕にふさわしいと?」
「興信所で調べても問題なかった」
「ちゃんと胸もあるし、煙草も吸わないそうだから赤ちゃんも産めそうよ」
うちは極力物件のいい部分だけ客に説明して売ったり貸す仕事なので、そのプロである二人の言葉だからこそ鵜呑みに出来ない。それに、人には必ず短所や欠点がある。
夕食の味もろくに分からないまま食べ終えて僕は自分の部屋に行く。
そして、玄関のチャイムが鳴り、玄関に行ってみると北村先生が荷物を持って立っていた。
「今日からお世話になります。北村涼子です。あなたと同棲することにしたの。あなたの生活を知っておく必要があると思って。あら?お母さまから何も聞いてないの?ちゃんと言っておいたのに。」
「僕の暮らしぶりを知りたいなら、涼子のことも教えてよ。
酒でも飲みながら聞きたいな」
僕はどうせ追い返すこともできない彼女の手を引いて家の中に連れて行く。
「手に汗かいてない?」
「そう?ちょっと緊張してるから」
「なら、お風呂に入りなよ」
「でも、まずご両親に挨拶を…」
「もう話しただろ?それとも、汗臭い婚約者と暮らせっていうの?」
「分かったわ」

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