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全裸美女
官能リレー小説 - 年上

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全裸美女 3

外から見た印象だけでも客室数をわざと減らし、一部屋一部屋の質を重視した高級ホテルである事が見て取れるこのホテルを、ゆかりさんは自慢するでも無く普通の事の様に紹介した。

「あっ、それとホテル内も全裸で構わないわよ。今は貸し切り状態にしていてお客は私達4人と君だけ。従業員は少し居るけど彼らも皆裸だから大丈夫よ」

半信半疑でフロント近くまで行くと、従業員の若い男女が必要最低限の従業員としての装備を身に着けた以外は、全裸で業務に就いていた。
それと従業員達の容姿のレベルも高く皆、美男美女ばかりだった。
よくそんな環境で平気で仕事が出来るなと思い男性従業員の股間を確認すると皆、普通に勃起しその上で何事も無いかのように仕事していた。

「あ、あの。なんでゆかりさん達は全裸に拘るんですか」
「なぜ全裸に…そうね。着飾る事に飽きたからかしら。休みの日くらいリラックスしたいから私は脱ぐかも知れないわね」
警備員や従業員たちが頭を下げて僕たちに挨拶する。
「お帰りなさいませ。一条様。」
「この子は私の大事な彼氏よ。失礼のないようにね。」
「かしこまりました。」
ゆかりさんは従業員からカギを受け取り、僕たちはエレベーターに乗り最上階に行く。
部屋の中も豪華でプール付きだ。ベットも特大サイズで5人以上は余裕で寝れそうだ。


だがそんな事より聞かなければならない事がある。
「そういえば聞きそびれていましたがなんで僕が恋人なんですか?」
「一目惚れ!」
「…嘘ですね」
「あら、バレた?」
「それ位分かりますよ。馬鹿じゃないんですから」
「じゃあ仕方ないわね……そう、これは只の遊びよ。偶々迷い込んで来た君が偶々それなりに嫌いじゃない容姿をしていたから遊んでみたくなったのよ。私だっていくら全裸で居る事が好きでも見られて不快に思う相手には裸を見せないわよ。敷地に入ったのを見つけた時点で警備に通報するわ」
やはり金持ちの戯れだったか。
特に努力もしてないのに無条件で初対面の僕を恋人なんて言うから変だと思ってたんだ。
でも遊びだとちゃんと言って貰えて逆に安心した。
下手に深入りせずに割り切った関係でいればいいのだから。
「さっきまではね。」
「え?何か言いました?」
「なんでもない!」
ゆかりさんは小声で何か言ったみたいだけど、聞き取れなかった。
さっきの3人の美女が入ってきた。
「恋人同士仲良いのね。」
「遊びに来たんだけど、お邪魔だったかしら?」
「アツアツカップルだにゃ。」
「当たり前でしょ!私のダーリンなんだから。」
(ゆかりさん、演技うまいなー。でも、なんでこの3人に嘘つくんだろ?)
「気を付けなさいゆかりは結構飽きやすいから、今まで居た彼氏達も半年保てばいい方だったのよ」
あ、やっぱり彼氏居たんだ。
「ちょっと、余計な事言わないでよ。それに彼らとすぐに終わっちゃった原因は栗栖達にもあるんだからね」
「私は悪くないにゃ。目の前で美味しそうなご馳走と隙きだらけでハメハメしてるゆかりが悪いにゃ」
「ゆかりが選ぶ子っていつもアソコが大きいのよね。そんなの見せられたらつまみ食いしたくなるのは自然な流れよね!」
ゆかりさんの友達は悪びれる事なく寝盗っていた事を公言し、ゆかりさんはそれを怒ってはいるがそれ程気にしてはいないという不思議な関係が成り立っていた。

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