PiPi's World 投稿小説

ケダモノ
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

ケダモノ 1

南香織の意識は完全に快楽に溺れきっていた。
次々と膣内や腸内で放たれた粘液が触手が抜き出されるたびに吐き出されてくる。
吐き出しきらないうちに、次の触手が挿入され突き上げられるたびに香織は意識のまどろみから、激しい絶頂までたやすく導かれてしまう。もう何回、絶頂させられたのかわからなくなっていた。
手足は触手に拘束され、また別の触手が柔肌に食い込むように巻きつき、絡め取られている。身悶えてあえぎ続けることを強いられ、なすすべもなく弄ばれている。
気がすむまで犯される。
それが終わるまで、正気でいられるだろうか。
このまま殺されてしまうのではないか。
それでもいい。気持ちいい。もうどうでもいい。
香織は涙を流しながら、口には触手を頬ばり、激しく膣内と腸内に突っ込まれながら、うめき、あえぎ、激しい快感に身をゆだねていた。
香織は今、部屋と同化した淫獣に凌辱されている。
一人暮らしのくつろげるはずの自分の部屋は、今は淫臭が漂い、抜き差しされ蠢くたびにぐちゅぐちゅと卑猥な湿った音が響く見知らぬ場所となってしまった。
床、天井、壁から這い出てくる触手のおぞましい群れに弄ばれている憐れな牝の獲物。
同じ時刻の各駅停車の車内では、白髪まじりの痩せた初老の男が座席の背もたれにもたれかかり、目を閉じてにやけていた。
もっと感じろ、壊れる寸前まで、そうだ、いいぞ、俺ももらしてしまいそうだ、おおっ……。
男はいねむりでもしているようにしか他の乗客には見えない。
男には不審な動きは見られない。
しかし、実際は香織を触手で好き放題にして快感を得ていた。
つかみ揉みまわす、撫でまわす、むしゃぶりつく、舐めまわす。
触手の先端が花の蕾が開くように開けば、内側の極小の繊毛のごとき触手がひしめいている。
香織の乱れた衣服の内側に侵入し、ブラジャーをずらして両方の乳房にヒルのようにはりついているのは、男の無数の舌先であり敏感になった乳首を勃たせて舐め転がしている。
淡い陰毛をかき分けて、開かれたわれめからのぞく小さなクリトリスを小指より少し細い触手がこねるようにくにゅくにゅと刺激している。男の指先には香織のクリトリスのひくつきや感触が伝わってきていた。
犯されたことがなかったのか、肛門がきつく締めつけてくる感触も、腟内の熱いぬめりも、乳肉の谷間の挟まれた感触も、舌や頬の内側の感触も、まとめて男の勃起したペニスに流れこむように伝わってくる。
男のペニスの先端からは、先走りのぬめりがあふれ始めていた。
相手からはどこの誰か知られることもなく、気になった女性を凌辱している。

SNSでこの小説を紹介

異種姦/獣姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す