PiPi's World 投稿小説

人獣種
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

の最初へ
 2
 4
の最後へ

人獣種 4

雌が精を塗りたくり甘い声をあげる様子を見ながら、男達は尿道に残った雄汁を扱き出す。
こんな淫らな光景を見せられて自慰だけで我慢出来るとは…、恋治は不思議に思えた。
妊娠している雌に負担をかけたくないのもあるだろうが、もしかしたら頭部の機械から行動を操作する指令の様なものが出ているのかもしれない。
しかし、彼等が雌の肉体に発情しているのは指令によるものではないと思いたい。
あの情熱的な男の自慰は、洗脳による機械的なものとは明らかに違っていた。
恋治は映像の男達と同じように服を脱ぎ捨てていた。
そして目の前の過激な映像をオカズに一気に扱きあげる。
一瞬で絶頂を迎えたが、まだ物足りなかった。精液にまみれたものを更に扱く。
近くに桃色のメスライオンが居るかも知れなかったが、既に意識に無い。
見知らぬ場所で全裸でクチュクチュ卑猥な音を鳴らしながらを股間のものを弄る…、恋治は開放的な自慰に夢中になっていた。
しこしこしこ・・・ぬちゅ、にちゃにちゃ・・・
映像とともに剛直を動かす速度も上がっていく。
興奮の度合いを示すかのように、潤滑油となった先走りがいやらしい音を立てる。
そしてその興奮が最高点に達しようとしたその時。
恋治は尻の穴に、ぬるりと生温かい何かが差し込まれるのを感じた。
驚きの感触が引き金となり、大量の精液をぶちまける恋治。
自慰だけでは絶対に出ないほどの大量で、濃厚な白濁液が弧を描いて床を汚していく。
だが恋治には吐き出した精液のことなどどうでもよかった。
いったい自分の身に何が起きたのか?彼は慌てふためき背後を見ると。
そこにはいつの間に移動したのか、あのメスライオンの人獣が恋治の尻に顔をうずめて舐めていた。
視線に気づいたのか、顔を離して恋治と視線をかわすと・・・。
あの無表情さからは考えられない、かわいらしい笑顔を見せてくれた。
そして再び尻に顔をうずめて奉仕を開始する。
恋治があっけにとられていると。今度は前のほうから尻とは比較にならない、いくつもの刺激が脳を貫いた。
前に向き直ると、いったいいつの間に来ていたのか、3匹のメスの人獣が恋治の一物に群がっているではないか!
トラ、パンダ、サルと全部違う種類の人獣。それもメスライオンに負けずとも劣らない美人ぞろいだった。
それだけではない。視線を移せば、何人もの人獣たちがこぼれた精液を求め、床に顔を押し付け合っている。
メスライオンと恋治しかいなかったはずの部屋には、いつのまにか数えきれないほどのメス人獣たちで埋め尽くされていた。
彼女たちは本能に命じられるまま、精液をすすり、恋治に身体をこすりつけて挑発する。
その手管はその道のプロでも驚くようなものばかり。
さしもの恋治も映像のことを忘れ、一瞬人獣たちの奉仕におぼれてしまった。
彼が我に返ったのは、延々とAVまがいの映像を流していたディスプレイに、自分と同じように複数の人獣をはべらせた、1人の白衣の男の言葉のおかげだった。
『―――やあ、招かれざる客よ。私の作った人獣の楽園にようこそ。
 できることなら、この映像が見られていなければいいんだがね―――』
歓迎しているのか、していないのか。
判断のつかない言動を見せながら、見たこともない男は言葉を続ける。
『私の名前は神代学。人間に絶望し、この楽園を築いた―――人獣たちの、生みの親だ』

SNSでこの小説を紹介

異種姦/獣姦の他のリレー小説

こちらから小説を探す