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獣耳の世界
官能リレー小説 - 異種姦/獣姦

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獣耳の世界 6

汚れていない部分を探すほうが難しいくらいのありさまだ。
まさか霊長型の人間がここまですごいだなんて、完全にケイの予想を超えていた。
もはや彼女の頭の中にソルとHしようだなんて考えはなかった。
彼に見つかる前に退散しなければ。獣人の本能が全力で逃走を訴えていた。
だが一刻も早くこの場から逃げ出したいのに、肝心の足が震えて動かない。
また扉や窓などの隙間から流れ込んでくる濃密な精の香りが、枷となって彼女を縛り付けていた。
逃げたい。怖い。でも興味もある。
いろいろな感情がごちゃ混ぜになって、もう何が何だかわからない。
だからこそ、彼女は致命的なミスを犯した。
「え・・・?きゃんっ!?」
震える足がもつれ、派手に転んでしまったのだ。
しまったと思った時にはもう遅い。
「あ、ケイじゃん!なんでこんなところにいんだよ?
 もしかして、俺を探してたのか?」
新たな生贄を見つけたソルが、獲物を逃がすまいと教室から飛び出ていた。
「ちょうどよかった。ミサのヤツ、もうへたばちまって困ってたんだ。
 相手してくれよ、ケイ」
「え?いや、その、ちょ、ちょっと待っ・・・!?」
予想通りの言葉に、ケイは何とか断ろうとしたものの。
返事をするより先にシャツをつかまれ、力任せに左右へと引っ張られた。
ボタンが勢いよくはじけ飛び、中からブラに包まれた魅惑の果実がぶるんと揺れた。
続けてブラもあっさりソルに引きちぎられてその寿命を終える。
1分とかからぬ早業に、ケイは大いに混乱した。
(え?何?ソルくんってこんなに強引だったっけ?)
逃げることを忘れてそんなことを考えているスキに、ソルはスカート・・・正確にはぱんつのなかに手を突っ込んで女陰をまさぐる。
「ひゃうンっ!?あ、ひゃっ!?」
「ん。もう準備のほうはできてるみてーだな。んじゃさっそくイカしてもらおうかなっ♪」
言い終わると同時にぱんつが膝まで引き下ろされ、逃げられなくされる。
そしてミサの隣に四つん這いになるように押し倒され、そのまま挿入された。
「は、お・・・ああぁっ・・・?う、うそっ・・・前戯もなしに、挿れられちゃってる・・・!?
 私、ソルくんに犯されちゃってるよぉおっ・・・!」
ケイの言葉にソルは一瞬ムッとした。
挿入する前から準備できてたくせに、一方的にこっちが悪いみたいな言い方をされたからだ。
でも世の中には疑似レイププレイを楽しむヤツや被虐願望のあるヤツなどいることをソルは知っている。
今までヤレなかったぶん、その手の情報には詳しいのだ。いわゆる耳年増というヤツである。
だからソルはケイもそういう趣味の持ち主だと勝手に解釈し、そのまま楽しませてもらうことにした。
それから彼女がどうなったかなど言うまでもあるまい。
経験豊富なはずの彼女は、ミサ同様に精液と愛液の海に沈んだ。
これまで抑え込まれていた彼の性欲は、快楽に慣れた獣娘たちの身体やテクニックをも凌駕したのだ。
心地よい微睡の中、ミサとケイは思った。
もしこれでソルが技術や体力を身に着けたら、自分たちはどうなってしまうのだろうと。
半ば以上抜け出せない何かに身体をハマらせたことに、この時の彼女たちは気づいていなかった。


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