うちのマネージャー 134
部屋を出ると、イズミがいる部屋にちょうど男が入っていくのが見えた。
相変わらずイケメンの変態ばかりが揃っているようで、モデルのような男だった。…開発済み、かと苦笑いして屋敷を後にした。
†††
食事を終え、我慢できずお風呂でオナニーをした共恵はタオルを巻いたまま項垂れていた。強めのシャワーをあてて2度も達してしまったのだ。
あんな中途半端に弄られれば我慢できなくなるもん、、、
1回だけのつもりだったのに、シャワーを止められず連続でイッてしまった。イッて敏感な身体を抱いてくれる腕がなくて、虚しさにため息が出る。
ピーンポーン
「え?」
タオルを巻いたまま慌てて玄関に行き、覗き穴からみると、そこには健哉が立っていた。
鍵を開けると、健哉が扉を開いて入ってきた。
「ぷっ、早かったかな?」
そういうと健哉は、ぎゅっと共恵を抱きしめた。
「ドライヤーしてたの」
「終わった?」
「うん」
「お待たせ」
健哉の微笑む顔にキュンと胸が高鳴る。
「あの…着替えてくるね」
何度肌を重ねても、タオル一枚だけというのははしたない気がして恥ずかしい。部屋に行こうとすると健哉に再び抱きしめられた。
「必要ないよ、すぐ脱ぐし、下着はいてもすぐ濡れ濡れになるでしょ」
耳元で囁く健哉の声に、早速あそこが濡れ始めるのがわかる。
「そ、そんなことないもんっ」
「まあまあ、まずはベッドへ行こうぜっ、と」
「キャッ」
いわゆるお姫様だっこをしてくれてますますキュンとくる。ただ、バスタオルがはだけてしまい、おっぱいがはみ出したのがとてもとても恥ずかしくて、黙ってジッとしていた。
ベッドに静かに下ろされると、すぐに健哉は唇を塞ぐ。舌を絡めるキスをしながら共恵のはだけたバスタオルは剥がされ、ベッドの下に落とす。明るい蛍光灯の下で、下着も何も身につけていない姿になる。
カチャカチャとベルトを外す音が聞こえると、健哉は熱い肉棒をこすりつける。
「ほら、やっぱりもう濡れてる」
「やんっ、言わないで…」
「我慢できないのは、俺もだな、ごめん、挿れる」
ぬるぬると上下に動かしていた肉棒をグググと硬くさせて、共恵の中に押し込む。
「あぁん、あっ…んん」
ぬるん、と入りこみ、ゆっくりと息を吐く健哉の首に手をまわし、舌を伸ばしてキスをせがむ。今まで散々鳴され、ほぐされて挿入をしてきたが、キスだけで挿入をしたのは初めてだった。
キスをしながら健哉のシャツのボタンを外すが、健哉はゆっくりと奥を突き上げてくるので、なかなか上手くいかない。
「んあっ、共恵っ、気持ちいい?最高?」
「ぁんっ、あぁん、気持ちい…ああっ」
健哉は動くのを止めると、服を脱ぎ捨てた。引き締まった体に共恵の中がキュンと締まる。
そして、繋がったまま上体を起こしてぎゅっと密着する。
健哉の好きな対面座位になると、乳首を口に含んだ。