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後始末な人生も悪くないよねって思った
官能リレー小説 - 学園物

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後始末な人生も悪くないよねって思った 10

ちょっと悪戯が過ぎたかもしれない。
凌ちゃんの怒ったとこ初めてみたし(汗

「ごめんなさい…わる気はなかったんだけど…」
タオルを握りしめて泣きたくなる。
凌ちゃんに嫌われでもしたら…と思うとマジに涙も出る。

「おいおい…泣きたいのはこっちだよ…、唯にこんなトコ見られちゃってさ(汗」
今だモジモジとソコを押さえている凌ちゃん…
そう必死で隠されてると、返って気になってしまうのは、私じゃなくとも人間のサガってやつだろう。


…気を取り直してっ。

「凌ちゃんっ!私凌ちゃんのためにアイスココア作ったからっ。何ならお菓子もいっぱいあるから、こっち来てっ」
「お、おう」

早口でまくし立てるように言って、私はその場から離れた。

しばらく凌ちゃんの顔を見れない。

でもソコの姿は目に焼き付いて、仕方ない。

思い出すと体が不思議な感じになって、熱くなる。

元々うちでは、お父さんもお兄ちゃんもお風呂上がりにブラブラさせて歩き回っているのが当たり前だった。
だから普通の女子よりソレは見慣れていると思っていたのに…

凌ちゃん、、ちょっと勃っちゃっていたのかな?

見慣れていると言ってもそれは当然、平常時のモノ…
男の人が興奮している状態のモノは未だ見たことはない…


ぼふん

ベッドに全身突っ伏して倒れ込む。
ああ凌ちゃん…

こんな感覚は初めてだった。
いつも何気ない会話を交わしてる友達みたいなお兄ちゃんみたいな感覚の凌ちゃんを、今は全く違う対象として見ている気がする。

「ふあっ」

シャツの中に手が伸びて。
ちょっとヤバい。

凌ちゃんが帰ったら自分で自分を慰めるしかない…
熱くなった身体を持て余し、冷静を取り繕い身を正す。

「やっぱあんま隠せないよ」
貸したTシャツを着て脱衣所から出て来る凌ちゃん…
前の裾を引っ張って、肝心な部分を懸命に隠している。

「見ないから大丈夫だって、それより伸びちゃうからそんな引っ張らないでよ〜」
布地越しに浮かび上がるモッコリした存在感が目に毒だ。

「そうは言うけど、唯の胸元だってかなり布地を引っ張ってるぜ…」
ボソッと独り言のようにぼやく凌ちゃん…
確かにサイズは大きいTシャツだけど、胸周りだけは私にはキツい、、

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