PiPi's World 投稿小説

後始末な人生も悪くないよねって思った
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 3
 5
の最後へ

後始末な人生も悪くないよねって思った 5

かわいい…
そう思わずにはいられない。
庇護したいという思いと相まってか、その思いは益々募ってきてしまう…

駄目だ…俺は仮にも唯の教師なのだ。
弟のように欲情に全てを任せても許される子供でもないのだ… 
それに彼女の弱味に漬け込むような真似は絶対にしちゃいけないんだ…
ここは大人の男を名一杯に演じて、唯の信頼を得なければならない。
それにはエロいことは絶対に考えちゃダメなんだ。
だから頼むから唯…俺を挑発するような真似はしないでくれよ…

やがてすすり泣く声も聞こえなくなったところで、俺はキッチンで昼飯の準備に取り掛かる。
適当に切りそろえた野菜と、肉を煮込んで、カレーとともに白飯へ―

「おい唯出来たぞー。瀬戸口家直伝の味のカレーライスだ」
…なんてのは冗談だけれども。お袋はもっと手間も愛情も込めてただろうしな。

「わぁッいい匂いっ!凌ちゃん天才っ♪」

おう、なんだなんだ。
泣いたカラスがもう笑ってるぞ。まだまだお子様なんだなぁ。

と思う反面、、胸元にはIカップの巨乳…
そのギャップは反則極まりないだろ…
俺は巨乳好きだが、年齢対象はどちらかと言うと年上…
これで対象までJK好みだったら、昼飯を食っている余裕などない筈だ。

「何見てんの?…凌ちゃんも…好きなの?」
やば…
見るなと言われてもそれだけの存在感があったら自然と眼に入るって…

「ば、馬鹿言え…と、年上をからかうな…」
焦ったせいで吃ってしまう…
額に嫌な汗が浮かび上がってくる。

「ふっふっふ〜♪」

俺が差し出したカレーライスを盛った皿を受け取ると、唯はニヤつきながら皿をテーブルに置き、また俺のほうを向いてニヤニヤとした笑みを浮かべ見つめてくる。

「やっぱり男の人ってそうなんだね〜。男子の連中も私に関わりたくない癖にガン見はしてくるからね〜」

それはなぁ…

俺は何とか欲望と興奮を抑えながら唯と向かい合う小さなソファーに腰を掛け、自分のカレー皿をテーブルに置く。

「まあ持って生まれたからにはしょうがないんだけどね!それにぃ…凌ちゃんだったら別に構わないんだけどぉ…」

目の前の唯が両腕で胸をムギュッと挟み込む仕草をしてくる。

「うぉ、うぉい!、、そんなことすんのやめろよ!!」
焦る…
ズキューンと拳銃で撃たれたような衝撃だ。

「照れなくていいよ、、私だって凌ちゃんの……興味あるんだから、、」
上目遣いで見つめてくる唯…、潤んだ瞳が輝いて見える。

「俺の?…何のことだよ?」
「分かってたよ、、生徒会室で凌ちゃん、勃ってたでしょ?」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す