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後始末な人生も悪くないよねって思った
官能リレー小説 - 学園物

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後始末な人生も悪くないよねって思った 23

「もし明日も瀬戸口先生、来ないようであれば一緒にお見舞い行きません?」
私に気を使ってくれたのだろう…
2人で行くなら問題はないだろうから。

「ありがとうございます。キサラさんと行くのであれば安心ですね」
掃除しておくように、凌ちゃんにはLINEしとかなくちゃだ。

凌ちゃんにメッセージを送ったが、特に反応はナシ。
そんなに体調悪い?一瞬心配になるけど、まあグースカ寝てるだけじゃないかと考え直す。
あとでキサラさんも連絡するって言ってたし。

私はトコトコ歩いて帰宅。
ドアの前にドドンと段ボール箱2ケース。

『南アルプス天然水』

まあそこまで飲むかって言われたら…でもありがたい。

アイスは彩が直接持って来てくれるのだろう…
凌ちゃんとのことを報告しないといけないから、丁度いいタイミングではある。
段ボールを何とか玄関に引きずり込み、浴室に直行。
1分でも早くシャワーを浴びたい。
それ程に今年の夏は激暑なのだ(汗汗汗…

制服にべたついた汗を洗い流すためにシャワーを浴びる。
ウチから学校までは歩いて5分くらいなのに、それでも汗だくになる今年の暑さ、マジで異常。
学校もお家もクーラーが効いてくれてるのが救いだ。

スッキリしたところで適当なシャツを着て、下もショートパンツをはいて。
冷蔵庫から前の差し入れで残っているウーロン茶を取り出して水分補給。
あぁ、この瞬間が幸せ。

ピンポーン

おっと、休む暇もなくご来訪ですか…

これまた汗をたっぷりかいた彩参上。
水をかぶったみたいで笑ってしまう。
「シャワー浴びてよぉ〜」
挨拶もさながらに浴室に案内…

持参してくれたアイスはとりあえず、冷凍庫で待機だ。

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