後始末な人生も悪くないよねって思った 17
「まさか一緒に入りたいから、とか言わんだろうな」
「ん?ダメかな」
「ダメだ。そこでまた何があるかわからん。俺は今日はこれ以上…」
これ以上何か言うとまた凌ちゃんのお説教が始まってしまう。
わたしは「はいはい」と適当にあしらってお風呂の準備に向かうのだった。
2人で夕食…
ずっと全裸でいるのも何なんで、私はTシャツを着る。
「凌ちゃんも何か着る?」
貸したTVシャツはどこにいっちゃたのかしら…
「暑いから別にいいぜ、、」
まぁそう言うなら、私は見ていたいからそれでいいけど…
「凌ちゃんってもしかして、自分の家にいる時はすっぽんぽんでいるの?」
ここまで全裸でいるのは、そうとしか思えないけど…
「まあ一人暮らしだからな。野郎が家ん中で裸でいるくらいどうってことないだろ」
「でも誰か来たときはしっかりしてないと」
「うちには誰も来ないよ。お前みたいな物好きじゃなければな」
「人をどう思ってるんですかね…」
まあパパも兄も似たようなところはあったけど。
うちの場合はだらしないってママが怒ってたんだけどね。凌ちゃんちはどうだったのやら。
「ま、ゆっくりお風呂してよ〜」
私は凌ちゃんを置いて自分のお部屋へ。
ホントは先に身体を洗い流したいところだけど致し方ない。
今だちょっと匂う身体をクンクンしてみると、やっぱり汗だけじゃない凌ちゃんの匂いがこびり付いている。
これが男の人の匂いなんだ…
そう思うとさっきした行為が蘇ってきて、子宮がキュンと疼いてしまう…
凌ちゃん早く元気になってね☆
鏡を見ながら顔がニヤっと緩んでしまう。
「んふふっ、ふふっ、ん…あんっ」
凌ちゃんに触られていたアソコは、いまだに濡れたままだった。
いや、ちょっと凌ちゃんの復活したソレを想像しちゃったから、もう一度濡れだしたのかもしれない。
一度触れたら指が止まらなくなっちゃう。
「んっ、あ、凌ちゃ、んあっ、あっ」
そしてまた一人エッチに耽ってしまう。
いけない子なんです、私。
当分オカズには困らない、そう思いながら長い一日が終わるんだ…