陰キャの僕に春が来たようです 22
「はっ、はうぅぅっ、んくっ、んちゅぅううぅっ、あむぅ、んんぅぅううううう!!!!」
「可愛いよ智乃、愛してるよ智乃!」
「んっ、んっ、んんんっぅううううう!!!!あっ、やぁぁっ、だ、ダメぇええ、いっくぅ、いっちゃうよぉおおおぉ!!!!!」
激しく突き上げながら互いの唇を貪りあううちに、最高潮まで到達する。
そして智乃が限界を迎えそうだった。
「イキたいならイっちゃえよ!可愛い智乃っ!!」
「んあっ!ああっ!すっ、すごいぃぃっ!んあぁっ、もう、らめっ!あああぁああぁぁっっっ!!」
「かぁっ?!で出るっ!」
僕の亀頭の先から勢いよく大量の精液が放出されて智乃の体内に侵入し蹂躙する。
「ああああぁぁんっ?!透のがぁっ!いっ、いっぱいぃっ!んはあっ!はあううぅっ!あっ!あっ、熱いいぃっ!んああぁあぁああああっっ!!」
体内に噴出される精液に体をビクつかせて智乃は媚声を上げる。
「あぁっ、んぁっ、ううっ!いっぱい、熱いのぉっ」
意識を半分飛ばして甘く呟く智乃は、全身を赤く染めピクピクッと痙攣して足先が宙を掻く。
絶頂した智乃の身体を優しくベッドに横たえ、耳元で
「智乃、よかったよ」
と囁く。
「透ぅ…しゅきぃ…」
弱々しいながらも両腕でギューッとしてくる智乃。
最後に甘々のキスをしてライブ中継は終了、とした。
『ちーちんが堕ちた。もう目がハートマークだ』
『影山くん、マジモンね。英玲奈も黙っちゃってるけど、大丈夫?』
僕は智乃に夢中で気付かなかったけど英玲奈さんは無言でライブを切断した。
そして何も気付かず呑気にピロートークへ移っている僕等の元にやって来た。
「透くん」
耳元でそう呼ばれてようやく英玲奈さんの存在を思い出した。
「ああ、英玲奈さん……えっと、その……」
振り向いて英玲奈さんを見ると何やら雰囲気が怖い。何となく目が据わってる気がする。
「あの、英玲奈さん?い、如何なされましたか?」
思わずかなり下手に出てしまった。
「透くん…」
いやいやいや、かなり怖い。逃げ出したいけど身体が動かない。
蛇に睨まれた蛙ってこういうことをいうのかな、今度は逆にこちらが捕食されそう。
「ご、ごめんなさ――――」
思わず謝罪の言葉が口に出てしまったところを遮られた。
英玲奈さんが僕を押し倒して唇を奪い、貪ったのだ。