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陰キャの僕に春が来たようです
官能リレー小説 - 学園物

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陰キャの僕に春が来たようです 18

「でもさ英玲奈、透くんのコレ、私たち2人でも手に負えないクラスのレベルのような気がする」
「それもそうね…」
「今度はユッキとミクルにも手伝って貰うかなぁ」
「堀さんとか、おとなしいように見えてムッツリだと思うのよねぇ」
「お姉ちゃん彼氏と別れて今フリーだから誘ってみよっかな」
「それなら片山先生なんかもいいかも」

ちょちょちょ、2人で勝手に恐ろしい方向に話を持っていかないでよ!

「あの、お2人さん!何か今4、5人位名前が出てきたけど何考えてるの?」
「ん?影山透共同所有会のメンバー候補の選考ってところかな?」
「共同所有って何さ?!」
「いや、私達だけで独占するのもなんだしね」
「2人だけじゃ足りないよ。生理とかスケジュールとかの都合とかで無理な時もあるから人数増やさないと」

この2人、友達とか身内とか教師を巻き込む気か?

「じゃあ何人位増やす?あと活動場所どうする?毎回ラブホっていうのもねぇ」
「まあ、その辺りは追々ね。という事で透くん、これからも宜しくね」
「いや、あの、僕の意志は?」
「え?嫌なの?透くんってハーレムに興味無いの?」
「透くんにとっても悪い話じゃないでしょ?拒否する理由ある?」
「いや、興味が全く無いとは言わないけどね」

現実的な問題とかあるじゃないか……もしかして僕がヤリ◯ンだの鬼畜だの女の敵だとか言われかねないし。

「く、くれぐれも僕にあらぬ噂が出回らないようにお願いします…」
「その辺は気をつけるわよ。同じクラスで委員長でもあるんだから」
「透くんはステキな男の子だって言うだけじゃない!」

うぅ、ホントに大丈夫だろうか。
週明けの学校とか不安しかないぞ。

「そう言う割に透くんのますます元気になっていくね」
「今からはどうしよっか…」

「あ」

何やら智乃さんが思い付いたのか声を上げた。

「ねえ英玲奈、一つ提案があるんだけど」
「何?」
「今からハメ撮りしようよ」

は?今何と仰いました智乃さん?

「いきなり何?」
「いや、透くんの事を紹介するのに証拠があった方が良くない?」
「彼の逸物がどんなモノか見せる為?」
「ついでに透くんの元気っぷりというか腕白ぶりもね」

「いや、智乃さん!何考えてるの?!そんなの撮って流出したら洒落にならないでしょうが!」
「大丈夫だよ。携帯に撮って直接見せるからネットとかに流したりはしないよ。私達も世界中の人達に見られたいとは思わないからね」
「でも、まあ、私達の言葉だけじゃ信用されないかもね。特に学校の人達は」

僕が陰キャで知名度、印象等の点で芳しくないからだろうな。

「とりあえずユッキとミクルには送っとこうかな」

智乃さんがスマホでなぜか自撮りを始める。
そしてそのあとに僕に向かってパシャリ。

「まあ、あの2人は確実に食いつくだろうし私たちがしっかり言えば秘密は守る子だしね」

ユッキ=諏訪部友紀さんとミクル=津野未来さんは英玲奈さん智乃さんと大の仲良しで、お二人にも負けず劣らずのスタイル抜群美少女。
彼女たちなら僕も知らないわけではないんだけど…

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