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学校裏サイト
官能リレー小説 - 学園物

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学校裏サイト 3


「仕方ないわ。あの裏サイトに動画投稿をしているって噂のあいつに話を聞いてみるしか無いわね」

「マドカ!あのビッチか?正直やめといたほうが...」

「先輩たち誰に話を聞こうとしてるんですか?」

「ああマミ、話を機構としてる相手の名前は坂上サチ、男を食い荒らしてると噂のビッチさ」


※※※



「当然お断りだし!」

「そこをお願い。あなたしか頼れる人はいないの」

学校の休み時間。マドカとサヤは坂上サチと接触を図ったが、当然というべきか交渉は難航した。
サチはゆるい校風の円城高校でも少数なギャルであり、髪を金髪に染め、ネイルを磨き上げて、制服の胸元を大きく広げている見た目からして不良な生徒だ。
そういった生徒を自浄作用として注意する立場にある生徒会とはまさに水と油。ましてや裏サイトのアカウントを見せてほしいと言ってもはぐらかされるのがオチだった。

「その学校裏サイト?なんて私知らないし。マドカさんは私がそんないかがわしいサイトで稼いでるっていうの?」

「ぐぐぐ、そもそも稼げるサイトだって私は一言もいってないのに知ってる時点でサイトのこと知ってるって自白してるじゃない」

「知らないものは知らないし。もう話すことはなにもないから!ばいばい」

「ちょっと!まだ話は終わってないわ」

「まあまあマドカ。ちょっと私だけで交渉してみるから待っててくれ。おいサチ、ちょっとまってくれよ」

残念ながら交渉はあんまり捗らなかった。



※※※


「マミちゃーん。ちょっと時間いいー?

「なんですかゴウさん。話しかけないでください」

場所は変わり学校の廊下で、マミは藤堂ゴウという人物に声をかけられた。
東道ゴウは一言で言うならチャラ男。何人もの女に手を出していると噂がある生徒会的にも問題人物だった。
マミは自身の回りより大きな胸をいやらしい目で見てくるゴウが苦手であり嫌いであった。

「マミちゃーん。そんなこと言っていいの?
この写真、せんせーにバラしちゃうぞ?」

「???」

そういってゴウは無遠慮にマミの肩に手を回し、携帯の写真をマミに見せる。
そこにはスカートの中に携帯を差し込み撮影をしているマミの姿が写っていた。

「俺もさー、あのサイトに動画投稿しててさ
昨日アップされた動画を知ってるんだけど、アングル的にもその動画撮影してたのマミちゃんじゃないかなーって思うんだよね。
あのサイト、お金ゲットできるサイトなんだけど、どう考えてもいけないことなのは分かるよね?これを先公が知ったら大変なことになるよ?最悪退学かも?」


マミは言葉を失った。
違うと否定したかったが、残念ながら事実なのだ。
例えそれが犯罪捜査のためとはいえ、裏サイトで本当に違法な動画をアップされてると証拠を手に入れてない現状では、それらをひっくり返すだけの材料がなかった。
実情はどうであれ、マミは問題のあるサイトに盗撮動画を撮影して投稿をしている証拠を抑えられてしまったのだ。

「何が、目的なの?」

マミは自身の言葉が震えていることに気づいた。冷や汗が止まらず、胸に対して小柄な体ももはや隠せないくらい震えた。

「なーに、ちょっとマミちゃんが協力してくれれば、むしろ君たちをアドバイスしてあげようかなって思ってってさ。
こんなクソ動画じゃ何本上げてもGランクのままだしね。」

――協力してくれるよね?
そういってゴウは肩に回していた手でマミの胸を揉みしだいた。



※※※


「サチ、ちょっと待ってくれ!」

「うん。いいよ」

教室を出ていったサチは、サヤが呼びかけると素直に応じた。

「サチお願いだよ。あのサイトが噂通りのものなら、なんとしても潰したいんだ」

「えーそうすると私はお金貰えなくなってアンハッピーなんだよね」

「そもそもそんなことしちゃ駄目だろう」

「もーサヤちゃんまでマドカと同じようなこと言うー。私はね。エッチが大好きなの。それでお金が貰えるなら超ハッピーなの」

「駄目なものは駄目さ」

結局はサヤが呼びかけても押し問答になってしまっていた。そもそもの価値観がお互いに違うのだ。

「ぶー、でもサヤちゃんのお願いなら聞いてあげてもいいよ。ただし、2つ条件があるわ」

「え?いいのか?なんだよ条件って」

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