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ある女子水泳部の物語
官能リレー小説 - 学園物

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ある女子水泳部の物語 2

「アンタは何も感じないの?」
「何が?」
「女子なんかの為に、わざわざ髪を乾かすの手伝ったり替えの下着を出しておくとか」
「仕事だからね」
「校長は…嫌な奴じゃない?先生よりも先輩だし、ここじゃ我が物顔だけど」
「最初はバリバリの体育会系で怖いかもって思ったけど、優しいしセクシーだよな。女子のケアのこともいろいろ教えてくれたし」
「そんな事よりさ、ムネの事…学校で誰にも言わないでね」
「そうそう、胸囲85以上なら優先的に肩もみをしろって言われてたな」
「なっ!?」
忠義が急に両肩に触れてきて、奈津佳は自分でもありえないと思うような叫び声をあげてしまう。
「ちょ、な、何をするのよ!?」
「だから、肩もみだよ」
「そ、そんなのっ」
「堀さんは88だからね、やっぱり大きいと肩凝りするのかい?」
「なんでアンタなんかにそんな」
「堀さんより大きいのは芦沢さんと湊本さん、それに1年の片山さんって子か。あとは橋本先生もそうだけど…」

「ちょっと、ブラはずしてくれる?」
「えっ?」
「本当はスポブラだったらいいんだけど、練習は水着が中心だからそんなに持ってないし…家じゃお風呂上りってけっこうリラックスしてるから」
「そ、そうだったら、しょうがないね」
「結構離れちゃってるでしょ、本当は位置ももう少し高い方がいいんだけど、重いと損ね」
「見ても怒らないんだ」
「ほら、手が止まってるわよ!」
「ご、ごめん」
「見とれちゃってた?」
「そりゃあ、男だから…ね」
「ちょっと、手を貸して。今はだらしない状態だけど…水着だと、このあたりに収まるから…ちゃんと谷間出来てる?」

奈津佳は自分でもわからないうちに無茶なことを言い出していた。他の女子の名前を出されたせいで対抗意識が芽生えたのか、忠義と二人きりのせいか鏡越しとはいえ乳房を見せてしまう。
彼女は奇妙な達成感と同時に羞恥にも襲われる。それを悟られまいと、わざと面白半分で彼に胸を触らせた。忠義もまさか彼女の我儘で手ブラを経験するとは思わなかった。

「どう?これで……ひゃあんっ!?」
奈津佳の両胸を覆う忠義の手がてっぺんの突起に少しだけ触れてしまう。
予想外のシチュエーションに知らず知らずの間にソコもしっかり反応してしまい、ぷっくりと固く尖り始めていたのだ。
「あっ、これ、柔らか…あっ!?」
「バカっ!誰が揉んでいいなんて言っ……はぁあん!?」
忠義も思わず奈津佳の乳房をやんわり揉んでしまう。

「意外と敏感なんですね」
「大きいと鈍感なんて、極端な場合だけよ。そんな事より、ほかの人のおっぱいに…こんな風にしたことある?」
「ないです。マッサージの練習台は炊事のおばさんだったし」
「だったら、アンタは私のムネだけ揉んでればればいいの」
「えっ?」
「そろそろ、ブラつけなきゃ。食事の時間が近いんじゃない?レギュラーだけそっけないメニューだけど、アンタがテーブルまで運んでくれるんでしょ」

忠義に見せるだけでなく敏感な場所にまで触れられてしまうが、奈津佳の態度は軟化していた。男子に胸囲を図らせたくらいだから、揉ませても別に綾は怒らないだろうという安心感もあった。
部員のスマホは一か所で保管して事実上禁止でも、一般部員はおやつや家庭用ゲーム機まで待ちこみが許されているのに、レギュラーは様々な制限を受けて食事も栄養重視で初日のビールで乾杯からも排除されていた。

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