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誰よりも熱くて長い最後の一年
官能リレー小説 - 学園物

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誰よりも熱くて長い最後の一年 5

都会生まれの桜先生は単身でここまで赴任してきているのでこの宿直室が半ば居住スペースになっているらしい。
今までの先生たちも使っていただろう、家具や家電も置かれている。

「さて」
桜先生が僕の正面を向いて、座る。
僕も桜先生のほうを向いて正座する。

「百瀬くんを男にするための特別授業を行います」
「よ、よろしくお願いします」
「で、百瀬くんはどこまで経験してるのかな」
「ど、どこまで、とは」

「女の子との経験」
桜先生は2人きりの部屋の中で、あえて囁くように言った。
「もっと具体的に言うと、セックス」
「せ、セッ」
言いかけて詰まる。や、やっぱりそういう…

「うん、なさそうだね。ごめんね」
「い、いいえ、そんな」
今朝、陽菜になんかやってもらった(半ば強制的)ことは、あれは何て言えばいいのか…

「今日は新学期。そして今年はみんなで過ごす最後の1年。百瀬くんに、ミッションを与えたいの」
「は、はい」

「この1年間で、ここにいる女の子をみんな、『抱く』こと。みんな百瀬くんのことが好きだから、あとは百瀬くんの努力あるのみ」


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