PiPi's World 投稿小説

誰よりも熱くて長い最後の一年
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 0
 2
の最後へ

誰よりも熱くて長い最後の一年 2

あの2人がそんな話をするなんて思えないんだけどなぁ…でも2人とも都会の出身らしいし何か違いがあるのかなぁ…

「さあ、時間もないしちゃっちゃと済ませちゃおう♪」
「えっ!?ちょ、陽菜っ!?」
目の前に突き出した格好になった僕のモノを陽菜は右手で握って扱き始める。

「ふあっ!?」
身体がゾクッとなった。自分でするより気持ちいいかも、なんでだ!?

「ふふふっ、気持ちいいでしょチーくん」
「う、ああああっ!?陽菜、陽菜なんでっ」
「こうされると男の子は気持ちよくてすぐにオシッコ出ちゃうんだよね?」
「ふあっ!?あっあっあっ」
「ふふ、チーくん女の子みたい、可愛い」

陽菜が何で、なんでこんなことを、でも気持ちよくて、頭がボーってなって、うわぁああっ…
僕は陽菜にされるがまま、勢いよくその『オシッコ』を噴射した。

ちゃっかりしてるというかしっかりしているというか、その瞬間陽菜は僕の先端をぱくっと銜えていた。

「うっ!!!」

猛烈な気持ちよさに、僕は体を震わせる。
脈動しながら、盛大に吐き出される『オシッコ』を、陽菜はしっかりと受け止めていた。
賢者タイムに入った僕は、やっと彼女に声をかけた。

「はぁ…はぁ…陽菜、大丈夫?」
「苦いね…でも、これがチーくんの味なんだよね」

ごくっと飲み下してから、陽菜は嬉しそうに言った。

苦いとか言う以前に、人間から出された排泄物を飲むってどういうことなんだろう、って思うんだけど。

「女の子は男の子を気持ちよくさせてあげるのが大好きなんだよ」
「…飲むのも?」
「私は、好き」

チーくんもすっきりしたでしょ、じゃあ着替えてきてね、と言って陽菜は下の階に降りていく。
僕は急いで制服に着替え、母さんたちが朝食を作り上げるところになんとか間に合った。

「おはよう」

母さんも、陽菜のお母さん―安菜さん―も、いつものように優しい笑顔で挨拶してくれる。ただ、陽菜がしてくれたことが思い出されて、ちょっと複雑な気分の朝。おかげで目は覚めたんだけど。

朝食をしっかり食べて、いざ学校へ。
最後の1年の、はじまりの日。

登校途中、くすんだ金髪のいかにも不良っぽい女の子が険しい顔してつっ立っていた。
普通なら黙ってやり過ごしたいところだが、僕らの場合は違って。

「おはよう優里亜!」
「おはよう」
僕らが声をかけると、そんな彼女はニコッと笑ってくれて。

「おう、千暁も陽菜も相変わらずだな」
「どういうこと?」
「まあ、元気ってことでな」

七瀬優里亜(ななせ・ゆりあ)。
彼女も僕らの大切な仲間。見た目はヤンキーに見えるかもしれないけど、中身はとてもいい子。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す