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憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

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憧れの先輩3人組は… 64

僕は住所からどんなマンションか携帯で調べてみたら、まあ立派なマンションだった。オマケに広さ、部屋数も1人暮らしには不向きな物だと思った。明らかに4人全員で暮らす事を考慮してるとしか思えなかった。更に送られてきた見取り図にはわざわざ“〜の部屋”なんて書かれている。多分、そのうち本格的に同棲に持っていくつもりと思われる。
主な家具、家電。更にはキッチン用品、生活用品は週末迄に搬入を終わらせるとの事。高級マンションに家具、家電、生活用品等も付いているという至れり尽くせりな話だ。結局、週末に引っ越しと言っても家から持っていくものなんて今の部屋にある衣類、勉強道具、教材類くらいかな?

そして迎えた週末。僕は新居へ引っ越しした。

ごく普通のちょっと冴えない男子高校生が暮らすには、ちょっとどころではないくらい豪華な部屋だった。
玄関のドアを開けただけで呆気にとられてしまうくらい。

「待ってたよ、慶太」
「あ、ど、どうも…」
父さんですら「我儘お嬢様」と呼ぶ英里紗さんの出迎えである。

「どう?これからはここが慶太くんの城になる」
「ちょっと…しばらくは慣れないかもです」

マンション内とはいえ確かに城と言っても過言では無い豪華さだ。小市民の自分には早々には慣れそうにない。とりあえず持参した荷物を僕の部屋となる所へ運んだけど中を見た瞬間驚いた。部屋も広いけど兎に角ベッドが大きい。所謂連結式のベッドかな?多分4人でも並んで寝れそうなのを選んだと思われる。
3人の部屋も見てみると既に3部屋とも色々置かれていた。そしてベッドはダブル、或いはそれ以上かもしれない。
「まあ、僕の様な凡人には分不相応な部屋ですね」
「何、卑下しなくて良いよ。少なくとも私にとっては価値があると判断したからこその処置なんだからね」
「そうそう、慶太はドンと構えてれば良いのさ」
「慶太くんは私のご主人様なんだからね」
「さて、では確かめなければならない事を始めようか」
「確かめなければならない事?」
「ベッドの使い心地さ」
「勿論、全てのベッドを試さないとな」
つまり3人のベッドでそれぞれとで試して、僕のベッドでは全員と試すと。

「はい、そうと決まれば早速!」
英里紗さんが僕の手を引く。
「今日の英里紗は積極的だね」
「ふふ、慶太にお部屋を提供できたのよ、ここは一番に行かせてもらうわ」
「どこまで持つかしらね」
「結花はオナって待っててなさいっ」
「もう…」


『えりさのへや』
可愛らしい文字で書かれたプレートのかかったドアを開け、英里紗さんが僕を誘う。

英里紗さんの部屋に入り扉を閉めると英里紗さんに抱きつかれそのままベッドへダイブとなった。そしてそのまま自分が下になる様に回転して僕が覆い被さる形になった。そして数秒見つめあったところで英里紗さんの両腕が僕の首の後ろに回される。必然的に僕等の距離は縮まり始め、やがてゼロになった。
「んうっ、んっ、はふっ」
「あむっ、んっ、んんっ」
ただ唇を重ねただけのキスから啄むような連続キス、そして互いの舌が絡み合う濃厚なキスと何度も僕等はキスを交わす。
「慶太」
「英里紗」
時に見つめ合い、時に名前を呼び合い、時に相手の頬をさすり合い、僕等はイチャつきまくった。勿論、いつまでもそれだけで満足出来る筈もなく、いつしかお互いの身体を弄り合う様になっていった。

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