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憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

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憧れの先輩3人組は… 37

「楽しみだな…」
3人にはそれぞれタイプの違う水着を渡している。おそろいもいいけど、欲張りな僕は悩んだ末に違う水着を選びました。皆さんタイプも異なる方だし楽しみは増やした方がいいよね。

……隣の部屋で着替えている3人、キャーキャー言いながらはしゃいでいる。うん、刺激の強めなのを選んだからかな。まああの3人なら喜んできてくれると思う。

「慶太くんお待たせ」
「入るね〜」
「どうぞ」

部屋に入ってくる3人の先輩方。
僕の見込んだ通り3人とも水着が似合っており、とてもセクシーだ。

環菜さんは白のバンドゥビキニ。小麦色の肌には白がいいと思った。
結花さんは黒のスリングショット。きっと喜んでるんじゃないかな。
英里紗さんは下乳とおへその部分に穴が開いてガッツリ見えるスク水風。僕を見るなりニヤニヤしている。はい、僕も十分ヘンタイです。

「へえ〜。こういうのが慶太くんの好みなんだ〜」
「いやぁ、エロエロだねぇ」
「慶太くんのムッツリスケベ」
「いやいや、皆さんには負けますよ。昨日のトンデモ水着に比べたらお子様レベルですって」
あんな水着と呼ぶのもおこがましい代物を用意してきたこの人達に比べればどうという事ない筈。
「でも慶太くんは大興奮してるじゃん」
「昨日のは行き過ぎたエロです。アレはある意味水着姿とは言えません」
「拘るねえ」
「見えそうで見えないから良いんです。あんなあからさまなのは水着としては減点対象です」
「でも大興奮してたよね?」
「それはそれ、これはこれです」

昨日のアレは乳首も陰毛もほぼ丸見えで確かにエロかったが、ほとんど裸に近かったので水着でやってる感じは全くわかなかった。見えそうで見えない、それがロマンだと思う。先輩方は皆魅力的だけど、その辺の男の気持ちというか欲望というか、もっとわかってほしいなぁと思うな。

「さて」
「で、慶太くん」
「はい」
「まずは誰から選んでくれるのかな?」

「……え?」
「私だよね〜」
「何言ってるの結花、私に決まってるでしょ」
「貴女達、この私を差し置いて何言ってるの?」
「……」
困った。誰からにすれば良いんだ?!流石に本気の睨み合いや殴り合いにはならないだろうし、楽しそうにしてるところから半分は僕をからかっているんだろう。でも、もう半分は選ばれたら嬉しいな〜的な期待を感じる。
仕方ない。それなりの理由を付けて他の2人には我慢してもらおう。
「えっと。ではこの場を設けて下さった英里紗さんからという事で、どうでしょうか?」
こんな豪華な部屋やプールや水着を楽しめるのは英里紗さんの手配のおかげなんだから優先すべきは英里紗さんという事で収めたい。
「う〜。まあ、そう言われたらね」
「ま、仕方ないわね。英里紗のおかげなのは事実だし」
結花さんは渋々、環菜さんは苦笑いで納得してくれた。
「あら慶太くん。私を選んだ事は褒めてあげるけど、素直に言って良いのよ。私が1番魅力的だからってね」
出来るだけ穏やかに収めたいのにいらん事を……。
「誰が1番魅力的かは分かりませんが、1番意地悪なのは英里紗さんで決まりですね」
「そうだそうだ〜」
「慶太くん、よく言ったわ」
結花さんと環菜さんが大いに賛同してくれた。
「だって、からかわれて慌てる慶太くんの姿が可愛いんだもん」
「……僕達3人だけで楽しみましょうか?」
僕は結花さんと環菜さんに提案する。
「賛成!」
「うん、良いわね」
「ちょっとちょっと?!」
英里紗さんが慌てだす。
「慶太くん、機嫌直してよ〜。色々サービスするからね。そうだ、私のセクシーショットを待ち受けにしても良いよ」
誰にも見せられないけどちょっと魅力的な話ではある。
「ちょっと待った!待ち受けなら私の水着姿にしなよ!」
「いや、そういう話なら私のだろう」
力強く立候補する結花さんと両手で胸を強調してアピールする環菜さん。
……話が何故か振り出しに戻ってしまった。
「こうなったら勝負よ」
「良いわ。やってやろうじゃないの」
「ま、勝つのは私だしね」
「順番はジャンケンね」
こうして何故か3人のセクシーショット対決が始まるのだった。

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