PiPi's World 投稿小説

憧れの先輩3人組は…
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 20
 22
の最後へ

憧れの先輩3人組は… 22

「英里紗は完全にバカップルと化したわね」
「私もやる!」
「そうね、コッチも見せつけてやらないとね」
こうして気合十分な結花さんと悪い事考えてそうな笑顔の環菜さんともカメラの前でイチャイチャする羽目になるのだった。
こんな羞恥プレイをあと2回、しかも撮影されるのかあ…………程々にしてくれると良いな。


「ね、慶太くん、この前のアレだよ、アレ」
「あ、アレをやるんですか…!」
「ちゃーんとお口で受け止めてねー」
環菜さんがジュースを一口、口に含むとそれを口移しで僕に…この前のラブホでもやったアレだった。
タイミングがつかめないで少し零した。

「せ、積極的ね…」
「あれはイチャイチャの度を越してるような」
結花さんと英里紗さんは撮影しながらため息。

その次に挑んだ結花さんは気合を入れながら臨んできたけれど、3人の中で一番緊張してて僕が逆に気を使う羽目にもなっていた。

自分もやると言ってみたものの、いざ自分の番になると何をすれば良いのか分からない様だ。2人と同じ事をしてもつまらないし、かと言ってあまり過激な事をするのはコンセプトから外れるので困っている様だ。
「結花さん、特にやる事が思いつかないならさっきのアレやってくれませんか?」
「さっきの?」
「風呂上がりにしてくれた事ですよ」
「……ああ、アレ。でもこの流れじゃねえ」
「アレならさっきやった事だから簡単に出来ますし、一応カップルの定番イベントですよ。シンプルですけど撮影するなら出来るだけ自然体で臨める物が良いのでは?」
「……なるほど!ちょっと待ってて!」
そう言って結花さんはリビングを飛び出した。そして数分後に戻って来たが格好が変わっていた。家に来た時の格好に戻っていた。女性物はよくわからないけど長袖、長ズボンだ。
「シンプル、イズ、ベスト。そしてラブラブやイチャイチャにエロは不要なのよ!」
確かに先程と違って厚着でサイズも適正なので乳首が透けるどころか身体のラインもハッキリしないし、靴下まで履いてるので肌が露出してる部分も首から上と両手ぐらいの物だ。
「さ、慶太くんコッチコッチ」
正座した結花さん招かれ僕は膝枕で耳掻きを受ける事になる。

「痛い所とか痒い所はありませんか、あなた?」
「いえ、大丈夫です」
「そんな他人行儀にならないでください」
「…………わかった、大丈夫だよ結花」
「はい」
馴れ馴れしい上にこっぱずかしいけどこうなったらヤケだ。

「あなた、終わりましたよ」
両耳が終わったので僕は顔を上に向けると見つめ合う形になる。そして結花さんの頭を撫でながら言った。
「ありがとう、結花」
「どういたしまして」

ほんのり顔を赤くさせる結花さん。
つい調子に乗って呼び捨てにしてみたりしたけど、なんか反応が可愛すぎて、これでよかったんだなと認識した。

「なかなかやるわね」
「あの結花をこんなにしちゃうなんて…慶太くんイケメンだわ」

3人とイチャイチャ企画とかやってたら結構な時間になっていた。
いつもなら眠りにつく時間だが、今日はそうはいかないだろう。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す